BOXING観戦日記

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WBO世界Sライト級タイトルマッチ

2009-09-14 22:33:14 | Boxing
王者 ティモシー・ブラッドリー VS 挑戦者 ネート・キャンベル

ブラッドリー 3ラウンド終了TKO勝利(負傷引き分けに変更)

考察 ~ブラッドリー~

リズムボクシングの申し子のようだ。
いったん前に出る流れをつかめばunstoppableで、連打力もパンチ力も標準以上。
不格好ではあったが下がりながらでもパンチが出せるのは利点だ。
反射に優れているおかげで自信過剰気味に一発をもらうこともある(VSホルト)が、
柔軟性と瞬発力に恵まれた肉体はダメージをすぐに回復する。
近い将来にカーン、マイダナとの激突が期待される。

考察 ~キャンベル~

リーチを生かしたボクシングよりも肘をたたんだ状態から振れる強打が特徴だ。
接近戦の巧さを身上とするが、密着戦では相手が一枚上手だった。
不可解裁定は運がなかったとも言えるが、試合前の観客のブーイングも
ブラッドリー人気&キャンベルのライト級での体重超過が背景だろう。
再戦の話も持ち上がるだろうが、その際はさらに明確に敗れると見る。

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