goo blog サービス終了のお知らせ 

BOXING観戦日記

WOWOWエキサイトマッチなどの観戦記

ウェルター級12回戦

2012-12-10 00:02:21 | Boxing
マニー・パッキャオ VS ファン・マヌエル・マルケス

マルケス 6ラウンドKO勝利

考察 ~マルケス~

勝利は予測できたが、この衝撃的結末はまったくの予測の埒外。
knockout of the yearとfight of the yearの両方を当確させたか。

西岡の解説通り、普通パッキャオが踏み込むと相手は下がったが、
そこを迎え撃つのがカウンターの名手マルケスの真骨頂。
その名手にしてドンピシャのカウンターを決めるのに
40ラウンドを要したと思えば、パッキャオの凄さも浮かび上がってくる。

それにしても何度見ても冷静になれない結末だ。

考察 ~パッキャオ~

落日は誰にでもやってくる。
それがこの男にも訪れただけのこと。
それが次世代ホープへの禅譲の形にならなかったことだけが残念だ。

西岡がドネアからもらったKOパンチと同じ構図。
しかし、後ろに倒されるのと前のめりに倒れるのは意味が異なる。
最初に見たときは首にカウンターを直撃されたのかと思ったほど。

パッキャオのピークはD・ディアス戦からA・マルガリート戦まで。
この期間の強さはまさに伝説、神話として語られ続けるだろう。

WBA世界バンタム級タイトルマッチ

2012-12-05 01:43:04 | Boxing
王者 亀田興毅 VS 挑戦者 ウーゴ・ルイス

亀田 2-1判定勝利

考察 ~亀田~

頭から突っ込むのはやめましょう。
ボクシングになっていません。

パンチが1発当たっただけでニタリと笑うのもやめましょう。
滑稽で不細工です。

私的採点で、取ったラウンドは6、11、12だけ。
実況の台詞通り「これだからジャッジは分かりません!」

考察 ~ルイス~

F・アルセに2度勝ったのだけが勲章だ。
エキサイトマッチで2度ほど観ているが、
強さとしてはかつてvs興毅判定勝ち予想をした頃と比べて変化なし。
浜田が語るように、数字というのは作れるんだ。

WBC・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦

2012-10-15 00:35:20 | Boxing
ドネア 9ラウンドTKO勝利

考察 ~ドネア~

一時期は慢性的な拳の怪我やプロモーターとの確執で不活発だったが、
やはりボクサーは、特に若いうちは、試合してナンボか。

カウンターの左フック一閃のイメージが強烈だが、
実際には左アッパーに右ストレートも重く、さらに切れる。

序盤は西岡のハイガードを突き崩すことはできなかったが、
自在に手数を出すうちに完全にリズムを作れた。
ドネアは元々ボリュームパンチャーではなく、
ワン・ツー・スリーからステップバックもしくはサイドステップで
様子見を繰り返すタイプ。
この試合でもそれは顕著だったが、とにかく相手のリターンがないので、
完全にリズムに乗れた。
バスケスJr戦はリターンにやや手こずり、
マセブラ戦では強引に詰める過程で不用意に被弾していたが、
そうした短所が修正されたのか、出なかっただけなのか。
とにかく西岡にとっては付け入る隙が見いだせなかった。

フィニッシュもロープを背にしながら実は相手を誘い込んで、
狙いすました右ストレート一閃。
クロスカウンターはスリリングだが、
このような正調カウンターには思わずため息が出る。

スピードとパワー、技術でも上回られ、経験においても互角以上だったか。
バンタム、Sバンタム近辺の日本ボクサーのリベンジなど夢のまた夢だろう。
リゴンドーとの真の頂上決戦が見たい。


考察 ~西岡~

ブランクの影響はないと予想していたが、
さすがにそれは楽観が過ぎていたようだ。
明らかに動きが切れておらず、減量苦があったようにも思えた。
軽量後に日の丸の旗に上半身を包んだのも皮膚のかさつきなどを
見られたくないという心理に基づくものだったのだろうか。

1ラウンドを観た時にパッと思い浮かんだのは、ミハレスに挑んだ菊井。
僅か1ラウンドでどう見ても勝ち目がないと見ている側に伝わった。
ジョニゴン戦では常に右ガードの高さを維持しながらも
打つ構えを見せ、実際には打っていた。
この試合では右ガードを維持することだけで精一杯だった。

ドネアの左フックはサウスポーの右ジャブに優るスピードで
飛来してくるので、不用意に右が出せないのは分かるが、
西岡ほどのメンタルタフネスの持ち主が臆してしまうのも解せない。
葛西トレーナーあたりが、
「俺はバスケス相手に不用意にジャブを出して倒された。
 いいか、お前は気をつけろ」とかいうアドバイスにならない
ことを言ったのかと勘ぐってしまうほどだ。

唯一の見せ場は6ラウンド。
ダックで回避しようとした瞬間に左アッパーが突き上げられた。
本人の意識の中では何をもらったのかさっぱりだったろう。
ダウン後に開き直って左ストレートを振るったが、
これには踏み込みがなかった。
あの2発でドネアも一瞬だけ怯んだが……

それにしても2度目のダウンのダメージは深刻だった。
軽いカウンターの右ストに見えたか、綺麗顔面にヒットし、
腰からストーンと落ちた。
ジョニゴン戦で喫したダウンは尻餅だったが、
このダウンでは腰がキャンバスに着いた瞬間に
交通事故でムチウチになる時に見られるような後頭部の上下動があった。

本田会長が言っていた「ダメージを受ける前に辞めたほうがいい」
という言葉そのままの、賢明なタオル投入だったと思う。

ありがとう、西岡。
同じ尼崎市民として、あなたの芯の強さを誇りに思う。

WBC・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦 予想

2012-10-14 10:50:30 | Boxing
WBO王者 ノニト・ドネア VS WBC王者 西岡利晃

予想:ドネア 判定勝ち

ドネアと言えばダルチニャン戦、シドレンコ戦、モンティエル戦の
戦慄すべきKO劇ばかりが思い出されるが、
すべての試合でパーフェクトなパフォーマンスを
見せてきたというわけではない。

対して西岡の最近のパフォーマンスはどれも及第以上。
1年のブランクもマイナスに作用する可能性は低い。
逆にまぶたや拳の古傷にとってはプラスだろう。

この試合はtacticsよりもphysical & mental conditionの観点から
結末を予想すべきかと思う。
そこからすると五分もしくはドネアが僅かにリードという感じか。

ただ、ボクシングには時に相性というものが働き、
それがこの試合にも影響を及ぼしてくると思われる。
具体的にいえば、ドネアがサウスポー殺しであるということ。
これは背が高いとかリーチがあるとか、あるいはアゴが強い弱いなどの
所与の条件と同列に並べていいほどだと考えている。

西岡がドネアの左殺しの左フックをやすやすと喰うとは思わないが、
右のリードなしに西岡がドネアに左ストレートを炸裂させられるかが疑問。
ジョニゴンを吹っ飛ばした左の時に見せた二段階ステップは
ドネアの頭脳にインプットされていることだろう。

総合的にややドネア持ち。
しかし12ラウンドにわたってスリリングな展開が約束されているだろう。

ライト級10回戦

2012-10-09 00:21:36 | Boxing
ホルヘ・リナレス VS エクトール・ベラスケス

リナレス 判定勝利

考察 ~リナレス~

ファーストコンタクトで居着いてしまった弱気の虫が目を覚ましたか。
主武器の右のカウンターが縮こまってしまっている。
コンビネーションの速さは相変わらずのものがあるが、
相手のパンチをガードの上から無条件に立て続けにもらう瞬間があり、
パンチをじっくり見たい、躱しそこねて喰うよりはがっちりガードしたい
という欲求が透けて見えるようだ。
適切な喩えではないかもしれないが、往時のアンドレ・ベルトのような
メンタルになってしまったと考えざるを得ない。
蝶のように舞い、蜂のように刺すと言えば聞こえはいいが、
逃げのボクシングに見えてしまう。
自分からロープに退く、あるいは相手のプレッシャーに押される形で
背中をロープにつけてしまうなど、見栄えがよろしくない。

3階級目は正直厳しい。
打たれ弱いことがそのまま弱点になるのではなく、
打たれ弱いことを弱点だと自覚してしまったことが欠点となっている。
弱点は修正が効くが、欠点はそうではない。
メンタルの大改造が必要だが、
ベネズエラ生まれの日本育ちという背景がプラスに働くか否か。
この判断は猛烈に難しい。


考察 ~ベラスケス~

ラフファイター。
74戦というキャリアは伊達ではなく、
ハイライト映像で見るにパッキャオのパンチを浴びても
平然と打ち返し、逆にダメージを与えていた。
我が町・尼崎まで試合しに来た経験もあるなど、
骨の髄までjourneymanか。

この試合もいきなりパンチを頭を同時に打ち出していた。
相手が打たれ弱く、連敗中であることを見越し、
なおかつ開始早々には注意も減点もなかなか来ないと
分かっていて故意にやっているとしか思えない。
あと3年、12戦は戦うのだろうな。

WBC世界ミドル級タイトルマッチ

2012-09-17 20:17:34 | Boxing
王者 フリオ・セサール・チャベスJr VS 挑戦者 セルヒオ・マルチネス

マルチネス 判定勝利

考察 ~マルチネス~

初回終了ゴングと同時に相手をねめつける様に
ふとシントロン戦を思い起こした。
あの試合もえらく emotional になる瞬間がいくつもあった(当たり前!)が、
この試合では、試合にこぎつけるまでに相当emotionalなコメントが聞かれた。

クールにキレるメンタルがボクシングには重要だが、
ホットにキレてしまうとしばしば自滅してしまう。
これまでそういうボクサーは掃いて捨てるほど存在した。
セルヒオもそうなってしまうのか……という懸念は杞憂であり現実だった。

punishすると華々しく宣言してはいたものの、
ゴングが鳴ってみればいつもどおりのセルヒオ。
フリッカー気味のジャブに&「肘を少し上げてからの独特の左スト」(by村田)
で組み立てる出だし。
打つ場所が見つからなくともジャブで距離を保ち、
隙間を縫うようにパンチを見舞っていくテクニックはまさにMaravilla。
ただし、本当に表面を縫うようなパンチで、
これまでの防衛戦で見せたようなダメージングブローは打てな/打たなかった。
それが変わったのは4ラウンドの終わり際に叩き込んだ左ストレート。
Jrの鼻はあれでちょっと潰れたのでは?
以降、打ち合いに応じつつ、右フック、左ショートアッパーを引っ掛けながら、
懐からするりと抜け出し、小刻みでリズミカルなサイドステップと
ジャブで距離をコントロールする様はまさにバレリーナ。
11ラウンドの右フック被弾から、ロープ際に押し込まれた際の猛反撃で
Jrを後退させた時には、小泉純一郎並みに「感動した!」
そしてマルガリート戦のストップ負けを思い起こさせる12ラウンドの攻防。
私的に年間最高試合候補としたい。

それにしても何というドラマチックなラストラウンド、ラスト1分だったことか。
久々に本当に言葉そのままの意味で手に汗握った。
勝利の代償が骨折に靭帯損傷で、場合によっては手術とは……
ダイレクトリマッチなら歓迎するが、1年後の再戦は不要。
このまま勝ち逃げしていい。


考察 ~チャベスJr~

乱暴ながらも一言で試合を評すなら、大人と子どもの戦い。
ただし翻弄、応戦、蹂躙されたというわけではなく、
上り調子の若竹と下り坂に差し掛かろうかという古兵のあるべき交錯と言おうか。
Jrはキャリアのリセットがここからまだまだ可能だが、
マルチネスはキャリアの11ラウンドに差し掛かってしまったと言うべきか。

立ち上がりから、まるでフライ級時代の亀田興毅を見るような展開。
忖度するに試合前から相手に恐怖を感じていたのかな。
2ラウンドぐらいで早くもパフォーマンスを見せたが、
ああいうのは7~8割は余裕のなさの裏返し。
毎ラウンド開始時に相手にスツールをいやいや立っているように見えたし、
あまりのnon-agressivenessにセルヒオが業を煮やしたのも2度3度ではなかった。

それでも時折振るう左右フックはdecapitatingなパワーが込められ、
事実11、12ラウンドとそれが火を噴いた。
もっと早く攻めていればと思われるが、それは結果論。
先に攻めていれば、先に倒されていたかもしれない。
ただポンサクレック相手に結局最後まで手が出なかった興毅とは違い、
土壇場で見せ場を生み出せるのは「持っている男」の証左に他ならない。

11、12ラウンドのどちらかは Round of the Year に選ばれるだろう。
長嶋一茂には月見草チームに入るという不幸があったが、
JrはS・マルチネスと同時代に生きたことを悔やむ必要などない。
ゲストのOlympic Gold Medalist村田の言葉
「強いやつと戦ってこそ証明できるものがある」
は深く、重く、正しい。

予想は的中せず。
それもまた愉しからずや。

JCC Jr has finally earned my respect.

WBO世界Sフェザー級王座決定戦

2012-09-17 13:07:53 | Boxing
ミゲール・ベルトラン VS ローマン・マルチネス

マルチネス スプリットディシジョンで勝利

考察 ~マルチネス~

以前にディフェンスに難があると評したが、
幾分改善されているように見えた。
それでも決定的なパンチを食ってしまうあたり、
まだまだ改善の余地ありと言える。

具体的に言うならば、額を擦りつけあった際の
相手の息遣い、足捌き、体重移動を読む力。
さらなる経験を積むことで、より被弾を減らし、
命中率を上げることができる。

効かされながらも手数と気迫で上回り続けたのは見事。
だが公式採点は?
パシャパシャの手打ちを効果的な連打と見るか、
それともリングサイドで観ればいい音がして
汗や血も飛び散ってくるのだろうか?
あの足や腰のふわふわ具合からはとてもそうは思えなかったが。

まあ、年に何度かある疑問(疑惑未満)の判定というやつですな。
かのCliff Rold氏から激闘王、名勝負製造マシーンとしての評価が高いので、
今後とも頑張って欲しいもの。


考察 ~ベルトラン~

左アッパーと左フックの軌道がメキシカン特有のそれで
打ち出しのスピードと引きのスピードが一致している。
これで右スト(顔面)→スマッシュ気味に左ボディ→左フック(顔面)の
コンビネーションが入れば気分爽快だろう。
実際、ジムのミット打ちでは入念にコンビネーションを磨いているはず。

ただし、決まりきった型でしか能力を出し切れないというか、
悪い意味でのキャリア(技の引き出しの開け方)の浅さが見えた。
詰めるべきときに詰めるのは将棋とボクシングの共通点。
勝ち方よりも勝つほうが大切との見方もできるが、
ボクシングはそう言い切るにはあまりにentertainment性が強過ぎる。

アステカの戦士の系譜に名を連ねられるかどうかは
レバンチャを来年中に成し遂げられるかどうかによる。

ミドル級10回戦

2012-09-17 00:22:38 | Boxing
ジョアシム・アルシン VS マシュー・マックリン

マックリン 1ラウンドTKO勝利

考察 ~マックリン~

まあ、普通に実力者ですな。
S・マルチネス戦は相手が悪く、F・シュトルム戦は運が悪かった。
ミドル級として標準以上の体格、パワー、スピードと
紳士然とした顔立ちと物腰。
優等生ボクサーもよろしいのだが、
どこか破天荒というか破滅型の方が往々にして人気を博すのがボクシング。
地味・地味対決でギールあたりを狙うか?

考察 ~アルシン~

ファーストコンタクトどころか軽量後のFace-Offで
彼我の力の差を知っていたのだろう。
開始直後の斜向かいになりながらの緩慢なサークリングに
こりゃ精神的に負けてるかな?との予感を得たが、そのとおりだった。

カーンと同じくunder the earへの被弾で実質的に勝負あり。
正面からかち合ってはいけないと思い込むがゆえに、
正面に立ち、じっくりと見てしまうという陥穽にハマったが故の被弾。

アングロに破れ、レミューには勝つも、マックリンに敗れたことから
世界のミドル級ランクでは1.5線級というところか。。
ビッグマッチの暖気運転役は立派に果たしたと評価できる。

WBC世界ミドル級タイトルマッチ 予想

2012-09-16 01:14:50 | Boxing
王者 フリオ・セサール・チャベスJr VS 挑戦者 セルヒオ・マルチネス

予想:チャベスJrの判定勝ち

所用あってライブで観ることができない。
普通に考えれば、マルチネスの判定勝ちだが、
セルヒオがいつになくemotionalなコメントを繰り返していること、
また管理人が内藤大助vs亀田興毅の前に感じたイヤ~な予感に似たものが
この試合にも漂っているように感じられてならない。

チャベスJrは前半はポイント度外視で
ボディにだけ狙いをつけてくるだろう。
Jrは耐久力とパンチ力で、というか総合的にも
K・パブリックを上回ると勝手に見積もっている。
決して楽な相手ではない。

WOWOW視聴者の予想割合が気になる。

WBA・WBCスーパーライト級統一戦

2012-09-14 00:43:05 | Boxing
WBC王者 ダニー・ガルシア VS WBA王者 アミール・カーン

ガルシア 4ラウンドTKO勝ち

考察 ~ガルシア~

初回の印象だけでいうならスピードに翻弄されながら
気がついたら試合が終わっていた、という展開になるかと感じたが、
2ラウンドにはすでにadjustmentを見せた。
現代ボクシングはスピードを重視するが、
その部分でこれだけ相手に上回られているのに
冷静に立て直せるのは自身のパンチ力と相手の耐久力の無さを
分析済みだかろうなのだろう。
結果論に過ぎないが。

それにしても2ラウンドの右フック、
3ラウンドの左フックはパーフェクトだった。

スピードに煽られないというのは
スピード以外の勝負術があるということ。
ボクサーとしての各種能力を数字に置き換えでもしてみれば、
カーンには大差で負けるだろう。
そこが実際の試合内容や結果に反映されないのが
ボクシング(というかスポーツ全般)の面白く、奥深いところ。
パッキャオのファイナルを飾る選手たる可能性なきにしもあらず、か。


考察 ~カーン~

パッキャオがR・ハットン(復帰って本気で?)を失神させたパンチは
chinとjawの中間にズドンと命中させた感じで、
knock out または knock unconsciousという表現がふさわしかった。
カーンの今回のKO負けは実際にどこかで目にしたように思うが、
knock Khan sillyがきれいに当てはまる。
under the earは効くと言われるが、それをまさに証明してみせた形だ。
効かされてequilibriumを失った際の対応をいかに練習するかについて
前にブログのどこかで書いたと記憶しているが、
結局、効果的な練習方法など無いに等しく、
やはりボクサー当人のinstinctに頼る部分大だろう。
プレスコット戦は交通事故と言えなくもなかったが、
直近2戦は実力差による敗北と受け止めるしかない。
本人がそれを受け入れるかどうかは不明だけれども。

どうもF・ローチと組んでからのリナレスの上昇 → 墜落 → 炎上
という負のサイクルにハマってしまっているようだ。
やはりトレーナーを替えるべきでは?
このスタイルのまま一線級で戦い続ければ28歳引退プランが
台無しになる可能性がある。