喫茶 輪

コーヒーカップの耳

大野進没後10周年・ハモニカの夜

2021-09-20 11:41:06 | 時実新子さん
川柳作家、時実新子さんを全国区の作家として世に出した編集人、大野進さんの没後10周年にと依頼を受けて書かせて頂きました。
『現代川柳』第81号。



「ハモニカの夜」と題して。
←二段階クリックで。
大野さんなくしては、新子さんが「川柳界の与謝野晶子」と呼ばれることはなかったでしょう。

『コーヒーカップの耳』

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昔の詩「甲山」

2021-09-20 10:30:59 | 
今夜(9月20日)8時半からのFMラジオ「さくらFM」で増井孝子さんが昔の拙詩の一部を朗読してくださるそうです。
ネットでも聞けるそうです。
https://www.nishi.or.jp/.../tetteikaibo/2021/9gatsugo.html
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図書館

2021-09-19 10:25:26 | まち歩き
少し涼しくなったので、歩いて図書館まで。
4000歩あまり。
行きは良かったが、さすがに帰りは暑かった。
図書館、よく利用する。
孫のkohも図書館、というか学校の図書室が好きだったようで、
小学校6年の時の文化祭の劇の中で「図書室に住みたい」などと言っていたのが印象に残っている。
台本にあったのだろうが、自分の想いを取り入れたのだろう。
あるいは級友の提案か?
わたしはそれほどではないが。

途中、白鹿の酒蔵の前を通って行くのだが、あれ?ない。



すっかり整地されている。
ここには、屋上に大看板があったのだが。
淋しいことだ。
跡地は何になるのだろう?
公園かグラウンドになればいいが、そうはならないだろう。
マンションか大型店舗か、あるいは複合施設か。

『コーヒーカップの耳』
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井上門、二人同時に

2021-09-18 07:47:57 | 将棋
今朝の神戸新聞に二人の昇段の記事が出ている。
神戸新聞さん、転載お許しください。



「いずれも井上九段門下」と。これは凄いことです。
趣味を職業にすることは大変なこと。彼らは「趣味ではない」というかもしれないが、
世間一般には囲碁将棋は趣味ですからね。
野球にしろ歌にしろ、好きなことで収入を得るということはとてつもなく難しいこと。
アマチュアの間は、お金を使うものですから。
その大きな底辺の支出によってプロは支えられているようなものですからね。
もちろん有力企業がスポンサーになっているということもあるのでしょうが。
中でも将棋のプロ棋士になるのは難しいです。
ここで詳細は書きませんが、制度上難しいのです。人数制限があるのです。
簡単に言えば、人数が増えてしまっては、一人当たりの収入が減るからです。
一年に数人しかなれません。
それがこのほど井上慶太一門から二人同時だと。
これで一門は総勢6人に。
将棋界の一大勢力になりました。
これも慶太九段のお人柄によるのでしょう。
いい人材が次々と九段を慕って入門してくるからに違いありません。
慶太さん、おめでとうございます。

『コーヒーカップの耳』 将棋の話も出てきます。


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方言の大切さ

2021-09-17 10:24:35 | 本・雑誌


『文章のみがき方』だが、こんな章があってうれしい。
「土地の言葉を大切にする」。
我が意を得たり。
一例。寺山修司の言葉から。
《いまや、標準語は政治を語ることばに堕してしまい「人生を語ることばは方言しかなくなってしまった」のである。》と。

『コーヒーカップの耳』方言で書かれた本です。
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谷田寿郎さんのこと

2021-09-17 08:28:34 | 
西宮芸術文化協会からの『表情』30号が届きました。



これに谷田寿郎さんへの追悼文を書かせていただいています。
←クリック(二段階で大きくなります)。
お読み頂ければ幸いです。谷田さんの一面を知って頂ければと。

『表情』には短歌、俳句、川柳、詩、エッセイなどが収められています。
わたしも追悼文のほかに詩とエッセイを一篇ずつ。

10月1日から西宮市民会館2階事務所で販売されます。91ページ。500円(税込)。



『コーヒーカップの耳』
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最後の質問

2021-09-16 15:12:36 | 出石
今朝、豊岡市の市議会のネット中継を見ていました。
家内の同級生の奥村忠俊議員(最後の出石町長でもあった)が最後の質問に立つという情報が入りましたので。
次の選挙には立候補せず引退とのこと。
格調高く、情愛あふれる見事な質問でした。



芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市山王町)に作られた劇場の名称を学長の平田オリザさんが、「静思堂シアター」と名付けた話を「素晴らしいこと」と述べながら、平和の重要性を語り、「非核平和都市宣言」を豊岡市はすべきだとの論。見事で、しかも格調高いものでした。
そして、出石町が豊岡市と合併後に「ひぼこホール」という文化施設が無くなってしまったことをベースに、出石出身ゆえの愛情あふれる質問は、心がこもっており感動を受けました。
決して声高ではないのですが、静かな熱のこもったもの。切々と訴えるものがありました。


こうなると、まだまだ引退は惜しいような気もしてきます。
けど、惜しまれるうちに引くのがいいのでしょうね。
長い間ご苦労様でした。
またゆっくりとお話しましょう。

この人のこと、拙著『触媒のうた』に登場します。
61、64,65ページ。

あ、そうだ。奥村氏、今日が誕生日だ。
おめでとうございます。

『コーヒーカップの耳』
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賽銭泥棒

2021-09-15 17:59:52 | 地蔵さん
毎朝、家内がお地蔵さんの扉を開ける。
そして掃除をするのだが、今朝、扉が開いていたと。
昨夕、扉を閉めて鍵をかけたのはわたし。
ということで、昨夜、賽銭泥棒が入ったということだ。
泥棒さんにしては残念だっただろうが、賽銭箱の中は空っぽ。
わたしが回収したあとだ。
回収して、鍵は閉めないでおく。

鍵をかけてしまうと、壊されるからだ。
扉の鍵も頑丈なのにはしていない。簡単に開く。
泥棒さん、どうぞ、というわけだ。
これが一番いい。
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「冬道会合同展覧会」

2021-09-15 12:34:57 | アート・文化
一年半以上ぶりに「ニシキタ」へ行ってきました。

「冬道会合同展覧会」です。水彩画展。



宮崎修二朗翁のご子息の天平さんが出展しておられます。
見事な人物像です。
写真ではガラスで反射があって見づらいですが。

広い会場で、ゆっくりと鑑賞できました。
みなさんレベルが高いです。

『コーヒーカップの耳』
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「泣くな、けい」

2021-09-15 07:52:55 | 本・雑誌
ある本に一部引用されていて読んでみようと思った小説が収められている本。



藤沢周平の『夜の橋』です。
この中の短編小説「泣くな、けい」。期待通り良かった。
40ページほどの短いもの。一時間ほどで読んで、家内に「ええ小説やった」と言ってあらすじを語ってやりました。
そしたらまた感動してしまった、というもの。
もしかしたら映画になってるのでは?と思ったが、無かった。
いい映画になると思うのだが。

『コーヒーカップの耳』
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詩集『ティータイム』

2021-09-14 08:15:07 | 
『ティータイム』という詩集が贈られてきた。



著者は山本眞弓という人。わたしには交流の覚えがない。
が、しかし、お名前に見覚えが。
いつも梅村光明さんからお贈りいただいている『ア・テンポ』の同人だった。
なので作品はこれまでにも読ませていただいている。
さらに、「兵庫県現代詩協会」の会員名簿には事務局長と記されている。

先ず「あとがき」を紹介しましょう。
←クリック。
ということで、三年間のアフリカ体験からの詩集ということになります。

巻頭詩です。「この空はアフリカに続く」。
←クリック。
なんと伸びやかな詩でしょうか。胸の中に青空が広がるような。
まだパラパラとページを繰っただけですが、散文もいくつか含まれていて、興味がもてます。
それと豊富な写真とご本人による絵画。
表紙も、これは写真ではなく絵なんでしょうね。
多才な人だ。

追記
  今読み進めているのだが、「澪標」社発行のこの本、製本がいいです。

開いて置いても、ページが閉じない。最近の本はパタンと閉じてしまうものが多いが、これは重しを置かなくても大丈夫。

追記の追記
  「ジャンプダンス」という詩にこんなことが書かれている。マサイ族のことです。
 《出迎えの時も見送るときも 男も女も全員 一列に横並びして 客人に礼を尽くす》と。
  その写真。
  素晴らしい風習ですね。

  追記の追記のまた追記
    巻末に「ナイロビ通信」と題したレポートが№17まで載っている。
    ほぼ20年前のものだが、日本にいる親族、お母さんかな?に送っておられたものだろうか。
    これが興味深い。わたしにとって全く未知の「アフリカ・ナイロビ」の様子が伝わってくる。
    しかしこれは20年前のもの。今はどうなっているのでしょうかねえ。
    №11にこんなことが書かれている。←赤道の話です。二段階クリックして読んでみてください。




『コーヒーカップの耳』 

『コーヒーカップの耳』


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藤井聡太二冠の9七桂

2021-09-13 22:48:04 | 将棋
感動的でした。
藤井二冠の最終盤。
あっという間の美しすぎる収束。
9七桂に驚き。
今日は朝からずっとPCの前に座っていました。こんなことは初めてのこと。
ネットで藤井二冠と豊島二冠の戦いをライブで見てました。
結果、藤井二冠は史上最年少の三冠に。




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書の見方

2021-09-13 08:22:29 | アート・文化
「名筆研究会」発行の『名筆』8月号です。



表紙は村上翔雲師による八木重吉の詩です。

この号の小さなコラムをいまごろ読んでいたのですが、
これは興味深い記事です。廣田瑛子さんが書いておられます。
←クリック。
「筆咲香々 ⑤」の<書の見方の四つの誤解を解く>です。
①「うまいか、へたか」と考えない。
②「なんと書いてあるのか」と悩まない。
③「絵のようなものだ」と考えない。
④「文学者の書は専門外の書だ」と決めつけない。

  (石川九楊著「ほんとうの書がわかる九つの法則」より}
これに納得のいく解説が添えられています。
中で《「書」という出来事》という言葉が新鮮でした。「書」は出来事なんですね。

遅きに失したと言えますが、今後参考にさせていただきます。
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子どもたちに藤井王位のことを

2021-09-12 08:14:00 | 将棋
昨日の「宮水ジュニア・将棋講座」で、昨日ここに上げた藤井王位と豊島竜王とのエピソードの記事のことを話してやった。
←クリック。
この記事をコピーして持参し、配布して、解説しながら読んでやる。
「藤井王位は少年のころ、将棋に負けて泣くことがありました。その映像が残っていてテレビで見たことがあるでしょう?」
「将棋は負けると、ことのほか悔しいゲームです。でも藤井王位はその将棋を通して人間的に成長しました。悔しくて泣き叫びたいところをぐっと我慢できるようになりました。みんなも、負けたからといって自分を見失わないようにね。成長してください」と。
みな真剣な眼をして聞いていました。
この子たちもきっと成長してくれるでしょう。
その後、フリー対局の時の子どもたちの眼が素晴らしかった。
公民館館長さんが写真を撮りに見えましたので、
「いい眼をしてるでしょ?学校の教室では見せないような」と話したことでした。
館長さんは元教職にあった人です。
「いい場に立ち会わせてもらえます」とおっしゃっていました。

『コーヒーカップの耳』 将棋の話も入ってます。

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「宮水ジュニア・将棋講座」

2021-09-11 12:47:43 | 将棋
今日は、今年度前期第6回の「宮水ジュニア・将棋講座」でした。
参加者はコロナ以前に比べて三分の一程度。抽選で通った人のみです。
解析度落としてます。

例によって、時間前に来る子のために詰め将棋の問題を出しておきます。



これは井上慶太九段に教えてもらった33手詰め。
一時間半の講座ですが、少々疲れました。歳ですね。
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