昨日、図書館からお借りしてきた『百歳』という詩集だが、これは柴田トヨさんの二冊目の詩集。
心洗われる詩が並んでいる。
次の詩は新川和江さんが賞賛しておられる詩。
たしかに、終連は素晴らしい。
でも、一冊読み終えて思うのは、やはりトヨさんが百歳ということが評価に影響しているように思う。
百歳の人がこれだけのものを書いたということが。
いや、ケチをつけるわけではないですよ。やはりスゴイことです。
でも正直に申し上げて、それほど胸の奥に迫るものがあるとは思えないのです。
また、それでいいのかもしれません。それでいいのでしょう。
読んで、トヨさんの清らかな心に触れて、読み手の心が洗われて、そんな詩集です。
因みに、トヨさんの第一詩集『くじけないで』は150万部の売上だそうです。
それも図書館にあるようなので読んでみよう。