喫茶 輪

コーヒーカップの耳

砕花師、出石の歌

2021-12-21 10:41:04 | 出石
最近知り合いになった人、K谷さん。
芦屋の「富田砕花旧居」でボランティアの案内人をしておられる教養人です。
そのK谷さんが昨日わたしへの所用で御來「輪」。
クレマチスの鉢植えを「奥様に」と持ってきてくださった。
「奥様の旧姓とわたしが同じというよしみで」と。
つぼみがいっぱいついてます。



姓は同じでも出身地はちがうのですがね。
そしてもう一点お持ちくださったのがこれ。

砕花師の歌の中から「但馬」の部を抜き出してプリントしてくださったもの。
12枚もあります。
わたしも妻も二人ともルーツは但馬です。
砕花師も宮崎翁も但馬は隅々まで歩いておられる。
懐かしい地名がいっぱい。
出石の歌だけでも8首あります。
中の一首。

《 まさしくも一羽の鸛(こう)ぞ餌をあされ出石のジル田ならぬ上田(じょうた)に 》

妻が子どもの頃には、家の裏の山にもコウノトリが巣をかけていたという。
ジル田で餌をあさっている鸛(コウノトリ)は珍しくなかったのだろう。

『触媒のうた』砕花師のことも詳しく載ってます。
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