喫茶 輪

コーヒーカップの耳

姥ひや酒

2024-08-16 17:48:29 | 田辺聖子さん
ちょっと気になって手にしている本。
 
 
田辺聖子さんの『姥ときめき』の中の「姥ひや酒」の初めのところを読んでいて、わたしは吹き出しそうになった。
《七十七ともなれば、もう、生きるのも死ぬのも流れに任せよう、そう思い出したのだ。》
わたしの妻は三日前に七十七になったばかり。
で、ここを読み語ってやった。
妻はずっこけた。
そしてその後だ。
何行か後に、
《対手(あいて)の男性は八十一だという。》
あっちゃー!
わたしは今日八十一になったところだ。
もう笑い飛ばすしかありませんね。
 
『コーヒーカップの耳』田辺聖子さんのお奨め本。
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