- 明石まで行ってきました。
電車で行きましたが6500歩。
向こうに明石天文台が見えます。そのもっと向こうに明石海峡大橋が。
明石市立文化博物館です。 小高い丘の上。下の道路からはエレベーターで上がって行けます。
チケット半券です。
偶然にも博物館内のエレベーターで翔雲師のご息女たちに出会いました。帰ろうとなさっているところでした。
寒波襲来であまりにも寒い日でしたので、会場には入場者は少ないと思っていたのに、いきなりこんな人たちと出会うとはびっくりでした。
図録をいただいてしまいました。 立派な図録です。六車明峰さんが解説文を書いておられます。ありがとうございます。
会場入り口。
この奥に広大な世界が広がっていました。しかし撮影禁止。
予想を大きく上回るスケールの展示でした。
よくぞここまで!と思いました。
翔雲師の世界にとっぷりと浸りました。
今日は一回目。
会期中にもう一度は行きます。









久しぶりに「兵庫県立芸術文化センター」へ行きました。
西宮北口です。最近はこちらの方が西宮の中心地になった感じ。
開演前の大ホールです。
「坂東玉三郎・春風亭小朝の越路吹雪物語」。
第一部は小朝と玉三郎の対談、そして小朝の落語。
第二部が、小朝が越路吹雪の一生を語り、それに合わせて玉三郎が越路の持ち歌を歌うというもの。
これが想像以上に素晴らしくて、「ホンモノ!」という感じ。
玉三郎がこれほど歌が上手いとは思っていなかった。しかも衣装(洋装)を次々と着替えながらの全部シャンソン。
「見せます、聞かせます」の魅力的なステージだった。
たっぷり二時間半。
こんな機会をくださったK・Nさん、ありがとうございました。
西宮市民共済組合の「秋の作品展示会」を観てきました。
妹尾良昭さんに案内をいただきました。
明日までです。
沢山の作品が並んでました。
素朴な味わいを楽しませていただきました。
これは妹尾さんのいつもの作品。
石と枯れ木と草花のアート。さり気なく木彫りの豆ネズミが数匹置かれているのが面白かったです。
これは、信行寺ご住職四夷法顕師の書(真ん中)。 この前、市民文化祭で用海公民館に展示されていたものです。
面白かったのは、絵手紙。
中でも左上の近藤明美さんのが絵も文も面白かったです。
それから、作品ではありませんが、置かれていた「肢体障害者協会会報」に注目しました。
重田直数さんの「母の里帰り」という文章です。昔を思い出してのもの。
こんな言葉があります。「席取り屋」。驚きました。終戦後の世知辛い世相が生々しく描かれていて感動しました。
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 今なら宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)でお買い求めいただけます。ノンフィクションのコーナーに有ります。
尼信会館の「茉莉亜まり展」に行ってきました。














用海公民館で開催されている「書道作品展」にでかけました。
真ん中の「信」の字は四夷法顕氏の作品。「信行寺」の信ですね。法顕氏の作品は何年か前にも見せて頂きましたが、その時よりずいぶん良くなられた気がします。と生意気なことを書きましたが、わたしは悪筆で有名ですので、こんなこと言えた義理ではありませんが。因みに信行寺さんの門前の掲示板に毎月書かれている言葉も法顕氏の文字です。今回の作品とはかなり趣が違っているのがおもしろいです。
これの真ん中の作品も法顕氏のもの。
これの真ん中は講師の井下石泉さんのもの。
大江敏子さん他の会員の文字も素晴らしかったです。いいものを見せて頂きました。



楽しみにしていた朗読会に妻と行ってきました。
神戸御影の「にしむら珈琲」の「フレンドサロン」と名づけられた小じんまりしたイベント会場。
小倉啓子さんは「劇団神戸」の主宰者。
田辺聖子さんの「姥ひや酒」を朗読、というよりも見事に演じられました。
田辺さんのユーモアが会場に漂い、くすくす笑いが何度も起こりました。
ラジオパーソナリティーの奈津陽子さんは人形作家の石井美千子さんの随想「昭和の子どもたち」を。
最初に、「皆さんは昭和を何年生きられましたか?」で始まりました。「何年生まれ?」ではなく、この質問は新鮮。
頭の中で計算。そっか、45年かと思った次第。
昭和真っただ中の空気感を懐かしく味わわせていただき、わたしは切ない思いをしました。
そうか、そんなに長くわたしは生きてきたのかと思い知らされて。
三人目がラジオパーソナリティーの久保直子さん。
ドリアン助川さんの「クジラのお母さん」。
わたしは何度か読ませていただいている作品。しかし久保さんの朗読には参りました。
本を読んだ時も感動しましたが、彼女の語りにすっかり物語の世界に浸らされてしまって。
終盤では思わず目じりに涙が。
どうやら隣の妻も感涙している様子。
こんな風に語られたら、ドリさんもさぞ満足かも。
終って、久保さんもつい思いの堰が切れたのだろう、後ろを振り向きながら自ら目じりをぬぐっておられた。
驚いたのは、解説でわたしの名前を出されたこと。
ドリアンさんと繫いだ話をされたのだ。
これは思いがけないことで恥ずかしかった。
でも行って良かった。
帰りに「にしむら」でコーヒーを。
妻と二人で外でコーヒーを飲むのは久しぶり。
妻がケーキを注文。
一人分を二人で食べようとすると、ウェートレスさんが「フォークをもう一本持って来ましょうか?」と。
「いや、僕たち仲いいので大丈夫です」と言うと、いい笑顔をなさいました。
御影の山の手。
『コーヒーカップの耳』人生の甘いも酸いもここにあり。

