眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

ソルフェージュ改革

2017年10月03日 | Weblog
名古屋音大にて朝一でソルフェージュのレッスン。
名古屋音楽大学では今年からソルフェージュ改革として徹底的にソルフェージュを教育している。
今日はクレ読み、3度音程、5度、7度、リズムに楽語なども。
僕のクラスは管楽器ソルフェージュSクラスの人達で、高校からよくやっているようでわりとスラスラできそうだ。
朝一から頭がフル回転になりいい目覚まし、脳トレにもなる。
1時間半続けるとこちらもグッタリになるので途中、話を混ぜたり楽語をやったり。

僕の高校時代のソルフェージュはとにかく徹底してやった。
というかそういうシステムが確立されておりやらされたというべきか。
聴音もだんだん難しくなりそのうちクラス分けがある。
だいたいよくできるピアノ科がAクラス、管楽器科がBクラス、歌科がCと面白いように差が出ていたが、そのうち頑張る人はCクラスからAへ行くものもいれば、脱落する人もいた。
僕はBとAをいったり来たり。
Aにいけば無調聴音や2声暗記、リズム聴音など当たり前でそうとう苦労した。

楽しかったのがコールユーブンゲン。
ドイツ語を勉強しだしてこのコールユーブンゲンの意味がわかったがChorübungen。
訳すと合唱練習書。
声楽の先生から直接習うので発声法や音程の取り方など本格的に教えてもらった。

若いうちにこういうソルフェージュ、音楽の基礎を徹底的にやると楽譜を正しく読む力がつき、アナリーゼ、楽曲のスタイル、楽譜の向こう側まで感じ取ることができるかもしれない。