<コンサート情報>
~シューマン生誕200周年記念~
シューマン:ヴァイオリンソナタ第1~3番
3つのロマンス
ヴァイオリン:漆原朝子
ピアノ:ベリー・スナイダー
会場:東京文化会館 小ホール 午後7時
日時:2010年10月18日(月)
ヴァイオリンの漆原朝子は、1966年生まれ。千葉県出身。1982年、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校に進学。1983年、高校2年生の時、第2回日本国際音楽コンクールで最年少で第1位を獲得。1985年、東京芸術大学に入学。1987年、第4回アリオン賞を受賞。1988年、NHK交響楽団定期演奏会でデビューする。2003年、シューマンのヴァイオリン・ソナタ集のCDをフォンテックから発売(ピアノ:ベリー・スナイダー)。これはライブ盤で、シューマンのヴァイオリンソナタの名演盤として高い評価を受ける。今回は同じコンビでシューマンのヴァイオリンソナタ3曲全曲の演奏を行う。ヴァイオリニストの漆原啓子は実姉。
ピアノのベリー・スナイダーは、1966年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで3つの賞を受賞し、注目を集める。 以後、レコーディング活動を積極的に行うと同時に、約40年にわたって世界の主要都市で数多くのコンサートを行っている。室内楽奏者としての評価も高い。現代音楽にも意欲的に取り組み、V.レイノルズの“Florilegium. Vols.I&II -ソロピアノのための-”、“ピアノと管弦楽のための協奏曲”、C.パンの“ベリー・スナイダーのための即興曲”といった曲を献曲されている。 1970年よりイーストマン音楽院ピアノ科教授を務めるほか、多くの教室で教え、最近では“最も望まれるピアノ教授”としての評価が高い。