★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2024-09-18 10:02:59 | コンサート情報



<コンサート情報>



~田中彩子 華麗なるコロラトゥーラ デビュー10周年記念リサイタル~

モーツァルト:夜の女王のアリア
ヨハン・シュトラウス2世:春の声
ドビュッシー:月の光 
シューベルト:アヴェ・マリア  
ヘンデル:私を泣かせてください
デラックア:ヴィラネル(田園詩)
ほか

ソプラノ:田中彩子

ピアノ:佐藤卓史

チェロ:市 寛也 

会場:住友生命いずみホール

日時:2024年10月27日(日) 午後2時

 ソプラノの田中彩子(1984年生まれ)は、京都府舞鶴市出身。18歳で単身ウィーンに留学。22歳のときスイス・ベルン州立歌劇場にて同劇場最年少でソリスト・デビューを飾り、6ヶ月というロングラン公演を代役なしでやり遂げる。翌年、「国際ベルヴェデーレオペラ・オペレッタコンクール」ではオーストリア代表として本選出場を果たす。ウィーン・フォルクスオーパーとオッフェンバック「ホフマン物語」のオランピア役のカバーを務めたことを皮切りに、オーストリア政府公認スポンサーの「魔笛」公演では、夜の女王役として2012年から3年に渡って出演。その後、コンサート・ソリストとしてヨーロッパ、南米各地のオーケストラ公演に出演など、世界で活躍。日本でもコンサートのみならずメディア出演も多い。2018年「アルゼンチン最優秀初演賞」受賞。 2019年 「Newsweek日本版」の「世界が尊敬する日本人100人」に選出。2020年発売CD「Esteban Benzecry」は、イギリスBBCクラシック専門音楽誌にて5つ星に評された。音楽や芸術を通じた教育・国際交流活動を行う「Japan Association for Music Education Program」を設立し代表理事を務める。舞鶴市文化親善大使、京丹後市文化国際交流アドバイザー、宮津市文化芸術ブランドアンバサダーにも就任。ウィーン在住。

 ピアノの佐藤卓史は、高校在学中の2001年「日本音楽コンクール」第1位。東京藝術大学を首席で卒業後、渡欧し、ハノーファー音楽演劇大学ならびにウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。その間、「シドニー国際コンクール」第4位、「エリザベート王妃国際コンクール」入賞、「カントゥ国際コンクール」第1位など受賞多数。とりわけ2007年「シューベルト国際コンクール」での優勝と、その後の世界各地での演奏活動を通して“現代随一のシューベルト弾き” の名声を確立した。2014年より「佐藤卓史シューベルトツィクルス」を展開。室内楽、作編曲など活躍の場は多岐にわたる。

 チェロの市 寛也は、福岡県福岡市出身。東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程修了。2016年秋より一年間アフィニス文化財団派遣研修員としてドイツ・ミュンヘンへ留学。バイエルン放送交響楽団のHanno Simons氏に師事。辻本玲(N響首席)、髙木慶太(読響)、森山涼介(都響)らと共にチェロアンサンブル 「Quartet Explloce」を結成。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演。2012年1月よりNHK交響楽団チェロ奏者。Quartet Explloceメンバー。アクロス弦楽合奏団メンバー。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。明治大学交響楽団、東京大学音楽部管弦楽団トレーナー。
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