★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2024-09-16 09:46:57 | コンサート情報



<コンサート情報>



~第16回「ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリンコンクール」優勝者 前田妃奈と太田 弦指揮日本センチュリー交響楽団の共演~

ブルッフ:スコットランド幻想曲 op.46
ウォルトン:交響曲 第1番 変ロ短調

ヴァイオリン:前田妃奈 

指揮:太田 弦

管弦楽:日本センチュリー交響楽団

会場:ザ・シンフォニーホール

日時:2024年9月21日(土) 午後2時

 ヴァイオリンの前田妃奈(2002年生まれ)は、大阪府出身。東京音楽大学付属高等学校を経て、 東京音楽大学に特別特待奨学生として在学。2019年第88回「日本音楽コンクール」第2位および岩谷賞(聴衆賞)、2020年第18回「東京音楽コンクール」弦楽部門第1位および聴衆賞受賞。このほか「クロスターシェーンタール国際ヴァイオリンコンクール」第1位、「クロンベルクアカデミースカラシップ賞」、「霧島国際音楽祭賞」、「松方ホール音楽奨励賞」など、国内外のコンクール、オーディション、マスタークラスでの受賞多数。そして、2022年第16回「ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリンコンクール」で優勝(前田妃奈の優勝は、第8回の漆原啓子以来41年ぶりの快挙)し、同時にヴィエニアフスキ・コンチェルト賞、カプリス賞、ソナタ賞、ベートーヴェン・ブラームス作品賞の4つの特別賞も受賞し、一躍世界の注目を浴びる。2024年第33回「出光音楽賞」受賞。

 指揮の太田 弦(1994年生まれ)は、札幌市出身。札幌西高校から東京藝術大学に進学し、同大学音楽学部指揮科及び同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を卒業。指揮を尾高忠明、高関健、作曲を二橋潤一に師事。 2015年「東京国際音楽コンクール(指揮)」で第2位及び聴衆賞を受賞。2019年4月より2022年3月まで大阪交響楽団正指揮者。2022年「渡邉暁雄音楽基金音楽賞」受賞。2023年仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者に就任。2024年4月九州交響楽団首席指揮者に就任。

 日本センチュリー交響楽団は、大阪府のオーケストラとして1989年に発足し、府民からの公募で大阪センチュリー交響楽団と命名された。大阪府・豊中市を拠点とし、2011年に公益財団法人日本センチュリー交響楽団として大阪府から独立して、2024年12月には楽団創立35周年を迎える。現在、飯森範親が首席指揮者、秋山和慶がミュージックアドバイザー、久石譲が首席客演指揮者(2025年4月より音楽監督就任予定)を務める。ザ・シンフォニーホールで開催するシンフォニー定期演奏会、それに豊中市立文化芸術センターでの「豊中名曲シリーズ」と、大阪府下2拠点で定期的な演奏会を開催。「優れた演奏により地域の力を発信する」「オーケストラによる感動と癒しを提供する」「優れた才能を発掘し次世代の育成に寄与する」「国際相互理解や平和に積極的に貢献する」の4つの理念をもとに、本拠地・豊中から日本中へ多くの人々の心に明るい夢が広がることを願い、活動している。
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