<コンサート情報>
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第32番
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」
ブラームス:「F.A.Eソナタ」のためのスケルツォ
シューマン:ヴァイオリンとピアノのための幻想小曲集
ヴァイオリン名曲集(当日ステージで発表)
ヴァイオリン:イツァーク・パールマン
ピアノ:ロハン・デ・シルヴィア
会場:サントリーホール
日時:2010年10月20日(水) 午後7時
ヴァイオリンのイツァーク・パールマンは、1945年、イスラエルのテル・アヴィヴ生まれ。4歳3ヶ月のとき、小児麻痺にかかり、下半身が不自由となる。テル・アヴィヴ音楽院に入学し、10歳で最初のリサイタルを開く。テル・アヴィヴ音楽院卒業後の1958年、13歳の時、アメリカの人気番組「エド・サリヴァン・ショー」のタレント・コンクールに応募して出演、大絶賛を浴びる。このテレビ出演をきっかけに、アメリカに留まることを決意し、ジュリアード音楽院に入学。17歳の時にカーネギー・ホールでアメリカでのデビューを果たす。これまでレコーディングではグラミー賞15回、エミー賞を4回受賞。現在、ジュリアード音楽院教授。また、指揮活動にも取り組み、デトロイト交響楽団の首席客員指揮者およびセントルイス交響楽団で音楽顧問を務めている。1986年、レーガン大統領から「モデル・オブ・リバティ」受賞、2000年、クリントン大統領から「ナショナル・モデル・オブ・アーツ」受賞。2003年、「ケネディ・センター名誉賞」受賞。さらにジュリアード音楽院からは2005年の100周年記念事業で名誉博士号と記念メダルを授与された。
ピアノのロハン・デ・シルヴァは、スリランカ生まれ。ロンドンの王立音楽院で学ぶ。その後ジュリアード音楽大学に入学。1990年、チャイコフスキー国際コンクールで最優秀伴奏者特別賞を受賞。2005年、サミュエル・サンダース賞受賞。1991年、ジュリアード音楽院のスタッフとなり、1992年には王立音楽院の名誉会員に推挙された。