goo blog サービス終了のお知らせ 

★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇新譜CD情報

2016-09-30 10:34:12 | 新譜CD情報

 

<新譜CD情報>

 

~アーノンクール、最後のベートーヴェン:「ミサ・ソレムニス」(ライヴ録音盤)~

ミサソレムニスアーノンクール 

ベートーヴェン:「ミサ・ソレムニス」

指揮:ニコラウス・アーノンクール

管弦楽:ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

ローラ・アイキン(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(メッゾ・ソプラノ)
ヨハネス・チュム(テノール)
ルーベン・ドローレ(バス)

合唱指揮:エルヴィン・オルトナー

合唱:アルノルト・シェーンベルク合唱団

録音: 2015年7月4日~6日、グラーツ、シュテファニエンザール(シュティリアルテ音楽祭)<ライヴ録音>

CD:ソニーミュージックジャパン SICC30279

 ニコラウス・アーノンクールは、2016年3月5日にその86歳の生涯を閉じた。このCDは、2015年7月4日~6日、グラーツのシュティリアルテ音楽祭におけるライヴ録音。この模様は、オーストリア放送協会によってTV生中継も行なわれた。アーノンクールは、さらに7月22日、ザルツブルク音楽祭で「ミサ・ソレムニス」をもう一度指揮しており、これがアーノンクールにとって生涯最後の演奏となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-29 09:36:24 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~サントリーホール30周年記念ガラ・コンサート 正装コンサート~

【第一部】

モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」から 序曲
シューベルト:交響曲第7番「未完成」

【第二部】

武満徹:ノスタルジア~アンドレイ・タルコフスキーの追憶に~
ドビュッシー:交響詩「海」~3つの交響的スケッチ~

【第三部】

J. シュトラウスII:オペレッタ「ジプシー男爵」から 序曲
          ワルツ「南国のバラ」op. 388
          アンネン・ポルカ op. 117
          ワルツ「春の声』」op. 410
ヘルメスベルガーII:ポルカ・シュネル「軽い足取り」
J. シュトラウスII:「こうもり」から「チャールダーシュ」
          トリッチ・トラッチ・ポルカ op. 214

会場:サントリーホール

日時:2016年10月1日(土)  午後5時

指揮:ズービン・メータ、小澤征爾

ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター

ソプラノ:ヘン・ライス

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 これは、「サントリーホール30周年記念ガラ・コンサート」として“正装コンサート”を謳っており、サントリーホールが30周年のハレの日を、聴衆と共に祝う記念コンサート。このため服装は、近しい人の結婚式やお祝い事へ出席するような場をイメージし、男性はタキシード、燕尾服を、女性はイブニングドレス、カクテルドレス、振袖、留袖などの着用となっている。演奏も記念コンサートとあって、指揮:ズービン・メータ、小澤征爾、ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター、ソプラノ:ヘン・ライス、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と千両役者の揃い踏み。

 

 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇新刊情報

2016-09-27 17:22:55 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:ショパン・コンクール~最高峰の舞台を読み解く~

著者:青柳いづみこ

発行:中央公論新社(中公新書)

 ポーランドのワルシャワで5年に一度開催されるショパン・コンクール。1927年の創設以来、紆余曲折を経ながらも多くのスターを生み出してきた。ピアニストをめざす若者の憧れの舞台であり、その結果は人生を大きく左右する。同書では、その歴史を俯瞰しつつ、2015年大会の模様を現地からレポート。客観的な審査基準がない芸術をどう評価するか、日本人優勝者は現れるのか。コンクールを通して音楽界の未来を占う。
 


 

書名:音楽入門(文庫化)

著者:伊福部昭

発行:KADOKAWA(角川学芸出版)
 
 真の美しさを発見するためには、教養と呼ばれるものを否定する位の心がまえが必要です―。日本に根ざした作品世界を追求し、「ゴジラ」の映画音楽でも知られる作曲家が綴る、音楽への招待。本能を震わすメロディの秘密。ゴジラ音楽の原点を明かす。解説:鷺巣詩郎。
 

 

書名:自分の音で奏でよう!~ベルリン・フィルのホルン奏者が語る異端のアンチ・メソッド演奏論~

著者:ファーガス・マクウィリアム

監修:中島 大之

訳者:岩井 木綿子

発行:ヤマハミュージックメディア
 
 ベルリン・フィルで30年以上にわたりホルン奏者を務め、世界各国の若手音楽家の育成に尽力してきたファーガス・マクウィリアムによる画期的提言。演奏の上達に本当に必要なことは何か?従来の因習的な指導法の問題を突き、経験に裏打ちされた本質的・実践的な独自のアプローチを語る。

 

 


書名:ミドリ楽団物語~戦火を潜り抜けた児童音楽隊~

著者:きむら けん

発行:えにし書房

 疎開先でも活動を続けた世田谷・代沢小の学童たちのひたむきな演奏は、戦中、日本軍の兵士を慰撫し、戦後は音楽で日米をつなぐ架け橋となった。戦時下に発足し、陸軍を慰問し評判となった代沢小学校の小学生による音楽隊は、戦後にはミドリ楽団として華々しいデビューを遂げ、駐留米軍をはじめ多くの慰問活動を行った。音楽を愛する一人の教師が、戦中・戦後を駆け抜けた稀有な音楽隊を通して、学童たちとともに成長していく物語。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-26 10:50:20 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~日本フィル ピエタリ・インキネン首席指揮者就任披露演奏会~

ワーグナー:楽劇「ジークフリート」から
        楽劇「神々の黄昏」から

指揮:ピエタリ・インキネン

管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

ソプラノ:リーゼ・リンドストローム
テノール:サイモン・オニール

会場:サントリーホール

日時:2016年9月27日(火)  午後7時 (午後6時30分~ プレトーク)

 2016年は日本フィルハーモニー交響楽団創立60周年に当たる。この記念すべき年に首席指揮者に就任したのがピエタリ・インキネン。 インキネン(1980年生まれ)は、フィンランド出身。シベリウス音楽院、ケルン音楽大学で学ぶ。ヴァイオリニストとしては、第9回「クオピオ・ヴァイオリン・コンクール」第1位(2000年)、第8回「国際ジャン・シベリウス・ヴァイオリン・コンクール」第4位と特別演奏賞を受賞。指揮者としては、2008年ニュージーランド交響楽団音楽監督、2015年プラハ交響楽団首席指揮者、そして2016年日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇新譜CD情報

2016-09-23 10:42:05 | 新譜CD情報

 

<新譜CD情報>

 

~イリーナ・メジューエワのチャイコフスキー・アルバム~

イリーナ・メジューエワ チャイコフスキー

チャイコフスキー:「四季」 (12の性格的小品 作品37bis)
            夜想曲 作品10の1
            フモレスケ 作品10の2
            対話 作品72の8
            子守歌(歌曲「子守歌」作品16の1 、作曲者自身によるピアノ・ソロ用編曲)

ピアノ:イリーナ・メジューエワ

CD:若林工房 WAKA-4194

録音:2016年3月 & 4月、新川文化ホール(富山県魚津市)

 ピアノのイリーナ・メジューエワ(1975年生まれ)は、ロシア・ゴーリキーの出身。グネーシン音楽学校でヴラディミール・トロップに師事。1992年にロッテルダムで開催されたエドゥアルト・フリプセ国際ピアノ・コンクールで優勝。 以後、ヨーロッパ諸国で演奏活動を行う。1997年からは、京都を本拠とし、アジア各国で演奏活動を繰り広げている。現在、京都市立芸術大学音楽学部専任講師。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-22 09:24:45 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~西本智実の「第九」~

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 
モーツァルト:戴冠式ミサK317より ほか

指揮:西本智実

管弦楽:イルミナートフィルハーモニーオーケストラ

ソプラノ:熊本佳永
アルト:野上貴子
テノール:二塚直紀
バリトン:田中 勉

合唱:イルミナートヴァチカン合唱団

会場:東京文化会館

日時:2016年9月28日(水)  午後7時

 「ヴァチカン国際音楽祭2016」出演を記念し、世界で活躍する指揮者、西本智実による渾身の「第九」が実現。西本智実は2012年、新設された「イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」の芸術監督兼首席指揮者に就任。2013年「ヴァチカン国際音楽祭」に招聘され、イルミナートフィルハーモニーオーケストラを率いて、サン・ピエトロ大聖堂での枢機卿音楽ミサを指揮。最終日にはサン・パオロ大聖堂で交響曲第9番「合唱付」を指揮。2014年ヴァチカンの音楽財団より「名誉賞」を日本人で初めて授与された。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇NHK‐FM「ベストオブクラシック」レビュー

2016-09-20 23:15:30 | NHK‐FM「ベストオブクラシック」レビュー

~山田和樹指揮バーミンガム市交響楽団&河村尚子 演奏会~ 

         
                              

ベートーヴェン:劇付随音楽「エグモント」序曲        
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ベートーヴェン:交響曲第7番
ウォルトン:弦楽のための2つの小品「ヘンリー五世」から、「彼女のやわらかな唇に触れ、別れよ」(アンコール) 
                       
ピアノ:河村尚子

指揮:山田和樹

管弦楽:バーミンガム市交響楽団
                              
会場:サントリーホール

日時:2016年6月28日

放送:2016年8月25日(木)  午後7:30~午後9:10

 今夜の「NHK‐FMベストオブクラシック」は、山田和樹指揮バーミンガム市交響楽団、それにピアノの河村尚子による演奏会の録音である。指揮の山田和樹(1979年生まれ)は、神奈川県秦野市の出身。2001年東京芸術大学音楽学部指揮科を卒業したが、在学中に芸大生有志オーケストラ「TOMATOフィルハーモニー管弦楽団」(2006年より「横浜シンフォニエッタ」に改称)を結成し、音楽監督に就任。2009年若手指揮者の登竜門の「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝。2010年~2012年NHK交響楽団副指揮者を務めた。2012年スイス・ロマンド管弦楽団首席客演指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団ミュージックパートナーにそれぞれ就任。2014年東京混声合唱団音楽監督、2016年同合唱団理事長に就任。そして2016年9月にはモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督兼芸術監督に就任するなど、日本の若手指揮者の中でも一際その存在感を増している。 2011年「出光音楽賞」受賞、2012年「渡邉暁雄音楽基金音楽賞」、2012年「齋藤秀雄メモリアル基金賞」、2012年「文化庁芸術祭賞新人賞(音楽部門)」などを受賞。現在、ドイツベルリン在住。

 山田和樹は、奇を衒わず、至極まっとうで正統的な指揮をする指揮者である。そして、そこには常に歌心が宿っているので、演奏するオーケストラにしても、その持てる能力を存分に発揮できることを窺わせる。聴衆の方も、山田和樹の指揮の意図が明確に理解することができるので、聴きやすいという印象を強く受ける。このことは、長年にわたり東京混声合唱団の指揮者を務めてきたことと無縁ではあるまい。バーミンガム市交響楽団(CBSO)は、イギリスのバーミンガムを拠点とするオーケストラ。1920年にバーミンガム市管弦楽団として設立され、1948年に現在の名称に改名された。1980年にサイモン・ラトルが同楽団の首席指揮者・音楽監督に就任してから徐々に名声を得るようになり、特にロマン派音楽や現代音楽では、ヨーロッパ随一の合奏能力を持つとまでの高い評価を得るようになる。ラトルの後は、サカリ・オラモ(1998年―2008年)、アンドリス・ネルソンス(2008年―2015年)、そして2016年からはミルガ・グラジニーテ=ティーラが首席指揮者・音楽監督を務めている。現在の演奏の本拠地は、バーミンガム市国際コンベンション・センター内部のシンフォニー・ホール。

 最初の曲、ベートーヴェン:劇付随音楽「エグモント」序曲を聴いてみよう。この曲は、ゲーテの同名の戯曲のための劇付随音楽で、現在では序曲のみが単独で演奏されることがほとんど。作曲は、1809年10月から1810年6月までに行われ、1810年5月にブルク劇場でベートーヴェン自身の指揮で初演された。この物語は、圧政に対して反旗を翻し、その結果死刑に処せられた男の英雄的な生涯についてのもので、如何にもベートーヴェンが好みそうな内容となっている。結果は初演の時から大変好評であったようである。ここでの山田和樹の指揮ぶりは、正に王道を行くがごとく、堂々と正統的なものに仕上げた。全体にゆっくりとしたテンポで緻密な音づくりが印象的だ。バーミンガム市交響楽団は、いぶし銀の如く深みのある音色を披露する。山田和樹の丁寧な音づくりには好感が持てる。そして、徐々に高揚感を高めていくところは、山田和樹の十八番とも言えるもので、オーケストラと会場の聴衆とが一体化したような雰囲気づくりは、山田和樹が既に熟達した指揮者であることを十分に示すものとなっていた。そして、何よりも若々しい指揮ぶりがいい。

 次のラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番は、有名な第2番の影に隠れて目立たないが、その濃厚な情緒は、ある面では第2番をも凌駕するほど。1909年の夏に作曲され、同年11月にニューヨークで初演された。今夜のピアノ独奏は河村尚子。河村尚子は、兵庫県西宮市出身。5歳で渡独し、ハノーファー音楽演劇大学で学ぶ。2009年「出光音楽賞」、「新日鉄音楽賞」フレッシュアーティスト賞、「日本ショパン協会賞」、2012年「芸術選奨新人賞」、2013年「ホテルオークラ音楽賞」などを受賞。現在、日本を代表する中堅ピアニストとして活躍している。今夜の河村尚子の演奏は、如何にもラフマニノフらしいロシアの土俗の色彩感をたっぷりと味あわせる演奏内容となっていた。ピアノの音色自体に温かみのあり、何よりもその安定感のあるピアニズムは、強い説得力を持ったものであった。歳と共にさらに成長を遂げるであろう河村尚子に今後多いに期待できそうだ。最後の曲、ベートーヴェン:交響曲第7番は、ワーグナーが「舞踏の聖化」と絶賛したことで知られており、現在のコンサートでも最も人気が高い曲の一つ。ここでの山田和樹の指揮は、非常に手堅く曲をまとめていた。地に足が付いた演奏とでも言ったらいいいのであろうか、少しの浮ついたところがない。それでいて曲の起伏は十分に聴き取れるものとなった。徐々にオーケストラを高揚感を持った演奏へと高める指揮者としての手腕は十二分に聴き取れた(蔵 志津久)。      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-19 10:42:16 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~横山幸雄 デビュー25周年記念 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会~

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
         :ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
         :ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
         :ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
         :ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」

ピアノ:横山幸雄

管弦楽:トリトン晴れた海のオーケストラ(コンサートマスター:矢部達哉)

会場:東京オペラシティ コンサートホール

日時:2016年9月22日(木/祝)

 ピアノの横山幸雄(1971年生まれ)は、東京都三鷹市出身。1987年東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校在学中にパリ国立高等音楽院にフランス政府給費留学生として留学。1989年「ロン=ティボー国際コンクール」ピアノ部門第3位。1990年パリ国立高等音楽院卒業。1990年第12回「ショパン国際ピアノコンクール」第3位およびソナタ賞受賞。上野学園大学教授、エリザベト音楽大学客員教授を務める。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇新譜CD情報

2016-09-16 10:49:27 | 新譜CD情報

 

<新譜CD情報>

 

~“21世紀のグールド” アンドレア・バッケッティのバッハ:ピアノ協奏曲選集~

 

アンドレア・バッケッティ

<ディスク:1>

バッハ:ピアノ協奏曲 第1番~第4番

<ディスク:2>

バッハ:ピアノ協奏曲第5番/第7番

ピアノ:アンドレア・バッケッティ

管弦楽:RAI国立交響楽団

CD:ソニーミュージックジャパン SICC30266~7

 アンドレア・バッケッティは、“21世紀のグールド”とも称される、イタリアを代表する個性派ピアニスト。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学、パリ国立高等音楽院、ジェノヴァのニコロ・パガニーニ音楽院で学ぶ。幼少期から、カラヤン、ホルショフスキ、ベリオといった芸術家から薫陶を受ける。特にカラヤン、ベリオとの関係は特筆すべきものがあり、バッケッティの才能に感銘を受けたカラヤンがベルリン・フィルとのリハーサルに招き入れたほど。また、ベリオとは彼が亡くなる2003年まで緊密な関係を持ち、ベリオ監修のもと録音を行った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-15 06:26:56 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~世界最高峰のタカーチ弦楽四重奏団 オール・ベートーヴェン・プログラム~

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番
          弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」
          弦楽四重奏曲第14番

弦楽四重奏:タカーチ弦楽四重奏団
           
          エドワード・ドゥシンベル(第1バイオリン)
          カーロイ・シュランツ(第2バイオリン)
          ジェラルディン・ウォルサー(ビオラ)
          アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)

会場:ヤマハホール

開催:2016年9月21日(水) 午後7時

 タカーチ弦楽四重奏団は、世界最高峰の弦楽四重奏団のひとつとして世界中にその名が知られている。1975年にハンガリーでリスト音楽院の4人の学生によって結成された弦楽四重奏団。1977年にフランスのエヴィアンで開かれた国際弦楽四重奏コンクールで第1位および批評家賞を受賞したことで注目を集めた。これまでグラミー賞、グラモフォン賞、BBCミュージックマガジン“ディスク・オブ・ザ・イヤー”などの主要な賞を受賞。現在はアメリカ合衆国のコロラド州ボルダーを拠点としている。今回、わずか333席の贅沢な音響空間のヤマハホール・コンサート・シリーズに初登場。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする