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もろこし

2005年07月21日 | Weblog
昨日のと似たような写真になりましたが、今日のはモロコシです。モロコシを漢字変換したら「唐土」と出ました。よって、おそらくは中国の方からわたってきた物と推察できます。モロコシはコーリャンとも呼ばれるそうですが、いろいろな種類があるとか。

※ これを読んだある人から、植物のモロコシは唐黍とか蜀黍と書くと言われました。なるほど、そうでした。訂正します。

近所の人と、キビをスズメに食べられるという雑談をしてら、「モロコシはそれほどでもないよ。」と小さな袋を持ってきてくれました。キビと同じに背が高くなるものですから、畑の端に蒔かなければなりません。風よけに栽培している人がいるくらいです。それで、スペースを考え、さっそくまきました。なるほど、種はまったく食べられた様子がありません。その結果、ぞっくりと出そろいました。

実ってからも比較的安心できるという話でした。また、別なひとは「鶏にやると餌箱に入れると食べないで、地面にまいてやると食べるんだ。」ということを言っていました。おそらく味が悪いのかなと思いました。

何にしても、実るのが楽しみです。




きび

2005年07月20日 | Weblog

春の頃、町内の人と雑談をしていたら、キビの話になりました。以前、キビの粉をもらったことがありました。どうやって食べたか、あまり記憶にないのですが、おそらく団子のようなものにして食べたと思います。

キビの話は、鶏の餌の中に入っている丸い小さな、およそ仁丹、と言っても仁丹を知らない人もいますから、ほかのものにたとえると、米粒の三分の一くらいの大きさの茶色い粒のことからでした。昨年の夏、それがこぼれたのが芽を出したのか、鶏小屋の脇にトウモロコシのような葉をもった、トウモロコシほどはおおきくならないものが生えてきたのです。なんだろうと思って、抜かないで大きくしましたら、ザンバラな、その仁丹くらいの実をつけた房ができました。

町内の人は、ある日「こんにちは」と我が家に大きな袋を持ってきました。「キビやってみっか?」と、どさっ(?)と軽い音を出して袋をおきました。明けてみると乾いたザンバラな房を付けたものがたくさん入っています。しかし、鶏小屋の脇に育った、あの実とは違います。ということは。確かめてみると、それはモロコシだそうです。モロコシはコーリャンとも言うということは後で知りました。唐土(もろこし:中国)の方から来たので、そういう名前がついたのでしょうか。

それを、きちんと肥料をやって蒔いてみると、どうしてか芽が出たのですが、かなりムラがあります。それで、まだ間に合うので蒔き足したのですが、それでもまたムラ。ある日、畝のあたりにクシャクシャした土をかきまわしている跡がありました。ハウスの中にあるものと似ています。そうだ、スズメだ。

スズメに掘られて食べられていたのです。それでもめげずに何度も蒔き足しました。それでも成功率が低いので、だめで元々と思って、殺虫剤をかけてまいてみました。すると成功。今では、背の高さにはムラがありますが、それでもなんとか、あまりにも飛び飛びではないキビの列ができました。

問題は実ってからだそうです。スズメにまたねらわれるとか。それに雉も来るそうです。雉は思い体でキビを倒して食べるそうです。猟友会が離した雉が野生化したのが、けっこう悪さをするようになってきたとか。さて、まだ取らない狸の皮の見積もりをしているようなものですが、実ってきたらどのようにしたらよいか、悩みが目の前にぶら下がってきたような。

セスバニア

2005年07月19日 | Weblog
セスバニアが、順調に育っています。まだ小さく、高さが3~4cmで、根はまだ1cmにも満たないくらいです。上の写真は、かなりアップで撮っています。カメラはほとんど地面に付いているくらいの位置からです。

これが2mも深く根を張るとはまだ信じられません。ナタネを作ったあとにばらまきしましたが、当初はナタネの新芽が多く、勢いにやられてしまうのかと思いました。きのう家内がぜんぶナタネの芽をとってくれたので、トラクターの幅一列分だけ、はっきりと蒔いたところが分かるようになりました。この部分は、もちろん冬作であるナタネがあったので、サブソイラーで耕して貰わなかったところですから、これから固くなってしまった層を抜いて下に根をはってくれることを楽しみにしています。

種がとれるのかどうか分かりません。もし取れるようだったら、来年は別なところにまいてみようと思います。もっとも、買っても1kgでたかが¥1,000くらいのものです。ただ、種まで取ってみたいなという願望がちょっとあるくらいなものです。

まだ、どのくらい茂るのか、成長した茎は固いのか、夏の乾きにどれだけ強いのか、いつ頃まで生やして置くのか、処理に手間取るのかなどは全くの未知数です。たぶん、大きくなったら、見た人に「あれは何だ」と聞かれ、いちいち説明をするようになることと思います。もっとよく調べておかなければなりません。


暑い一日

2005年07月18日 | Weblog
岩間町にある、イングリッシュ・ガーデン「Flower Hill 花ぞの」。モデル二人。この頃は写真が一日遅れになってしまいます。処理が遅いのだ(反省)。

今日も暑いです。熱中症になるとまずいので、仕事は午前中だけにしました。朝5時に、前庭のお茶の木とドウダンの剪定をしました。庭と畑の間にあるもの、つまり仕切りにしているものです。ですので、きちんと高さと直線をきれいに出さなければなりませんので、神経を使います。道具は電動式の剪定バリカンです。

それが終わって朝食。それから、一通り朝のお仕事つまり鶏に餌をやったり、その他諸々。家内が前庭の続き、つまり庭の一部の草むしりをしていますので、そのあたりの木々の剪定をやり、切り落とした枝や咲き終わった草花の始末をしました。イチジクは、あちこち茎に虫に入られてしまっています。手の届くところは殺虫剤を注入しましたが、もう狭くて低くて、穴を探すのにも苦しい場所のところは、そのままにしてしまいました。

その間に、外に竈を設置して、材木屋からもらってきた端材を燃料に、くずジャガイモを釜でゆでました。鶏にやるお八つです。青いところとか、腐りかけているところは包丁で切り取ってから釜に入れます。彼らのお八つはパンの耳であったり、季節の青菜類であったり、このようなジャガイモとか、サツマイモであったり、メロンの種だったり、ミニトマトだったり、食べ残しの魚だったりと色々です。卵を何羽も暖めていた間は、一日に2~3個だったのが、今日は9個も卵を産みました。子猫があっちに行ったりこっちに来たり駆け回っていました。かわいいネー。

時間があればの話ですが、ブラックバスでも釣りたいです。目的は鶏の餌のためです。ブラックバスは大きいので、2~3匹釣れば少しの間、彼らのお八つにできるわけです。あまり釣っても、冷凍にするスペースがふさがってしまいますから、適当な量で良いのです。これも釜で煮てからやります。いつだったか、ブルーギルを取ってきて煮てやったことがありました。

お昼のあとは、ぐっすりと眠って休養を取って、それからスーパーに買い物の運転をしました。スーパーの中は涼しいです。私と同じように、奥さんにくっついて来ているオヤジたちがたくさんいました。まるで子供みたいです。私もそのように見えたかも、、、、。いや見えたでしょう。きっと。何てったって奥さんが主役ですね。

午後遅くから、北の空ではさかんにゴロゴロと音がしていました。曇っては来たのですが、音ばかりでさっぱり降る様子もありませんでした。本当はイチゴを移植したので、降ってほしいのですけど。つゆは明けたとか。イチゴにはがんばって貰いましょう。


イングリッシュ・ガーデンとクライン・ガルテン

2005年07月17日 | Weblog
カラスよけの糸です。赤い矢印の先端を見てください。何とか分かるでしょうか。最初は黒を使用していました。ナスやキュウリその他の作物に効果がありましたが、糸を張ってあることを忘れ、自分自身がひっかかってしまうこと度々でしたので、今度は白いものを買ってきました。効果はまだわかりません。このほかにオレンジ色の糸も売っていました。2,000mで600円代でした。こんな安いもので防げるなら最高です。ネットを張ったら、それこそ大変な出費です。

昨日は、午前中は墓の掃除に行き、そのあとは大汗をかいて草取りやら大豆に鍬で柵を作ってやりました。小石が少しある畑なので、鍬にカチッとあたっては手でまさぐって小石をとり、また鍬を使うという繰り返しの連続です。一度、工務店に貸してしまったのが失敗でした。小石は全部取りきれなかったのです。一つひとつ取り除くには根気が要りますし、永い時間を要する作業ですが、取った分だけは減ることは確かなので、腰に袋を必ずさげて畑にでます。見つけ次第拾って袋に入れます。中国の話に、「愚行、山をも動かす」というのがありますが、これをやるときにはいつもその話を思い出します。この話は、どこかのサイトで検索してみてください。

もう一つ思い出すシーン。それは、いつだったかNHKが放送をした小海あたりの農家の話で。そのあたりで農業を始めたのは良いが、石だらけで困っていたのですが、毎年まいとし石をとり続けているという場面がありました。小石ばかりでなく庭石にでもできるほどの石も取り除いているそうです。通りがかった人が、その石を売ってくれということもあるとか。しかし、労働の記念に売らないそうです。今でもよく、あのシーンは覚えています。

さて、午後は家内の友達と、岩間という町にあるイングリッシュ・ガーデンとブルーベリー狩りのできる庭を見に行きました。母は具合がよくて大丈夫なので、お昼を用意して、二人で早めに出かけました。久しぶりに外で昼を食べました。その後、友達を途中で拾って行きましたが、その人はあとでもう一度自分で運転して行きたいというので、曲がるところを要所々々確かめながら行きました。

ブルーベリーは要らないので、イングリッシュ・ガーデンを楽しみましたが、その蒸して暑いこと。雲が低くたれこめてきました。おそらく裏山に雲が引っかかったせいだと思いました。それから、笠間市にあるクライン・ガルテン脇の物産店に案内して野菜などを買い、近くにあるレストランでお茶の休憩。ここでもブルーベリー狩りをやれるようでした。店内でもパック詰めしたベリーを売っていました。どうやらブルーベリー・ブームのような感じです。あちこちにネットが張ってありました。

クライン・ガルテンはちょっと作物を作りたいという人たちの為の、畑付きの貸別荘のようなものです。都会の退職者などが多く利用しているとか。ある人は東京の自宅に半分、クライン・ガルテンに半分ずつ暮らしているとか。これもテレビで見ました。自分で作ったものを食べるという楽しみは大きなものです。私より上手に作物を作っている人が多いようでした。言い訳に聞こえるでしょうが、私はやることが多すぎて作物全体に目が届きません。畑ばかりやっていると、庭も裏の土地も草ぼうぼうになるし、裏をやっていれば畑はメチャクチャになってしまいキュウリなど大根のように大きくなってしまいます。どちらも適当にやるほかありません。土地の管理は大変だ。あと二人くらい人手が欲しいです。そういえば、猫を貰ってきたんだ。大きくなったら手を借りよう。




ランナー

2005年07月16日 | Weblog
イチゴのランナーです。前回のは絵でしたが今度は写真です。
右斜めやや下から左斜めやや上に向いて赤みがかったつるが伸びて、その先に小さな苗が出来ています。そして、その先にも延びて、新しい苗(株)を作ろうとしています。右斜め下にあるのは親株。

雑用の一日

2005年07月16日 | Weblog
イチゴのランナーの絵です。赤い部分がランナーです。実際はつるの部分は赤みがかっていますが、葉は緑です。

雑用はいくらでもあります。ちょっと家の周りを見れば、まず雑草。がらくたが溜まり、不燃物のゴミの日に出さなければならない。枯れ葉や藁ちびが散らかり、そろそろ箒で掃いたほうが良いところがあちこちに。鶏小屋も、もっとプラスチック波板で屋根を作らなければ。イチゴも植え替えなければならないし。トマトも、上の方が伸びてふらふらしてきたので、麻ひもでしばってやらなければならないし。ツツジを始め、いろいろなものを剪定する時期だし。取ったばかりの畑の雑草も伸びてきたし。トウモロコシも髭が伸びてきたので、実がいりつつあるようなので、カラスにやられるまえに、糸をはらなければならないし。真竹のタケノコも栗畑にどんどん出ているから、刈り取らなくてはならないし。裏山の草刈りもまだまだ残っているし。・・・・・・・ まだまだある。・・・・・

これを、うまくローテーションを考えて処理しなければなりません。場合によっては、中途で終わりにして、別な仕事に取りかかるという『勇気』を持たなければならない時もよくあります。別な仕事というのは、たとえば今刈り取らなければ芽が出てしまうとか、いま植えないと時期を失するとかという場合です。

それで、昨日はいろいろやりました。その処理した雑用を羅列します。

まず、午前中は母を病院に連れて行き、帰ってから昼休みは返上して、イチゴを植え替えました。これはじっくりやりました。3日前、つまり雨の前に大汗をかいて高畝にしておいたので、その畝に30cmごとに穴をあけ、堆肥・もみ殻燻炭・豚糞・化成肥料を入れ、ランナーを取ってきて、一株ひとかぶごとに丁寧に植えました。そして水を十分かけて終わり。
  [注]ランナー : イチゴの株からつるがでて伸び、その先に芽がでて苗ができたもの。上の絵を参照。
           
次はビニールハウスのトマトやパプリカに水をやり、トマトの支柱を増やしました。その後、ハウス内外のトマト・なす・キュウリ・ピーマンを取り、柿にへた虫の予防のために殺虫剤を散布。

柿の殺虫剤散布の際に邪魔になるので、サツキを移植。その際にお茶の木が邪魔なので、低く剪定。その剪定した枝が邪魔なので、火をつけて燃やす。運ぶだけでも結構な手間。

さて、次は大仕事です。鶏小屋の屋根作りです。一部は青空天井だったので、雨が続いたりすると、白の烏骨鶏の所から黒の烏骨鶏の所に行く際に、雨があたるし土もぬかるみになります。そんなところで転んだらたいへん。なにしろ、鶏糞だらけですから。想像しただけでもウヒャー。まだまだ青空天井の所はあるのですが、せめて一部はつなごうと思っていました。

屋根を付けるのに、勾配をつけるために立ち上がりを付け、横木を打ち付け、そしてプラスチック波板を貼り付けました。しかし、波板の枚数が足りないので未完成。とりあえずカラスが侵入しないように網や板で大きくあいた部分を塞ぎました。波板は、今日にも買い足すことにしました。

そこまでやったところで夕方になり、夕食の時間になりました。たき火はまだ燃えています。今日はめずらしく、道具類はその都度片づけながらやったので、後始末は楽でした。けっこう仕事は出来た日でした。楽しかったですね。しかし、、、、。まだまだ処理しなければならない仕事は山ほどある、、、、、、。


雨でゆっくり、のはずが、、。

2005年07月14日 | Weblog

             こんなところにナタネの芽がでました。

今日はめずらしく一日雨でした。さあ、ゆっくりできるぞと思っていたのですが、まあ普段よりはゆっくりできましたけれど、けっこう仕事がありました。まず、シジミ屋さんが来ました。豆腐屋さんも来ました。ぽつぽつと来られると、そのたびに大したことをやっている訳ではないのですが、中断されます。根気がくじけます。母のためのお使いもありました。二人の客が来て2時間もしゃべって行きました。

電気量販店の中に書店がありますので、母のための使いに出たついでに、いろいろ本を見てきました。読みたい本がたくさんありましたが、どうせ読む時間が取れないので、ぐっとこらえて何も買わずに帰って来ました。

jazz life という雑誌にCDの付録が付いているというので、見ましたが、曲のさわりのようなものが入っているものと思っていたところ、そうではなかったので、中身をパラパラとめくってみただけでした。新書本は買いたいものがたくさんあります。書棚に並んでいないのは古典です。あれは売れないので、置いておいても日焼けしたり手あかで汚れてしまうので置かないんでしょうね。ちょっと読む必要のあるものが欲しかったのですが、あとで図書館にでも行ってみようと思います。

昨日、イチゴを移植するために畑作りをしました。大汗をかいて高畝を作りました。まだ移植は早すぎるかもしれませんが、今なら湿っぽい季節ですから、活着させるのに自信がありませんので、今やりたいです。まず一輪車で、肥料のブレンドを作り、それを畝にいれて、それから移植しようと思っています。今日は泥だらけになってしまうと思って、やめました。一年畑で育てて、その後はもっと家に近いところにまた移植するつもりです。移植と言っても、つるで延びたランナーというものを植えるわけですので、土地はありますから、念のために親株はいちおうはそのままにしておこうと思います。

イチゴは、そのまま食べて良し、ジャムにしても良しで、これからが楽しみです。あくまでも露地栽培でやろうと思っています。


下草刈り

2005年07月13日 | Weblog

クヌギの新芽につるが絡みつくと、重いのでだんだん新芽がお辞儀をしてしまったりして、しまいには枯れてしまいます。自然にこれに勝ち残るのは至難の業と思います。

今日も、裏の林の草刈りをしました。「下草刈り」といいますが、クヌギは切ってしまって、新たに株から出た新芽は小さいので、「脇草刈り」あるいは「上草刈り」とでも言うのが適切かもしれません。

今日は、先日の倍以上も刈りました。クズなどは、伸び放題でのさばっています。細いヤマイモの蔓などは、数つまり本数で勝負するつもりなのか、ゆるい太い縄のような感じで伸びています。それにアケビと、お盆の頃餅をつつむバラ。〔この餅を「ばらっ葉餅」といいます。〕

ところで、肝心のクヌギですが、株から何本も出ている元気のよいものもありますが、「もういいや。」と言いたいのか、まったく芽のでないものもあります。これはおそらく枯れて行くものと思われます。と言うと、だんだん数が減っていくものと考えると、やはり別なところにたくさん用意してある、あの苗を植えるべきかと思いながら刈っていますと、よく見るとあちこちに小さな苗がでているではありませんか。小さいので、ずいぶん刈り取られてしまったと思いますが、それでも気が付いたものは残しました。ちゃんとドングリが落ちて、それから芽がでてるのです。彼らもそうは弱い存在ではなかったのだ。

刈り払いはとても疲れます。灌木も刈り取るし、つるになっているものは、刈っても刈り払い機にからみついてきて、いつまでもするびきながら重くぶらさがります。これに腹を立てていたら疲れますから、しずかに手で取り除き、何事もなかったかのような心境で、冷静に同じ回転数を保ちながらかりとります。

あと半分は残っています。続けてやると腰に来ますから、あとは少したってから残りを2~3度に分けて行うつもりです。


山の雑草刈り

2005年07月11日 | Weblog
                   
畑ではスイカが日に日に大きくなってきています。今年は普通のサイズのスイカと、小玉スイカを作ってみました。敷き藁は、小麦を作ったので、十分にあります。小麦を作ったのは、ほかにも土の風食防止以外には、これがやりたかったのです。写真は小玉スイカです。

午前中は、覚悟を決めて裏山に入りました。昨年の暮れに切った大きなクヌギの木の山林が、お日さまが差すようになったので、雑草が思いっきり茂っています。このままだと、クヌギの株から出てきた新芽が、クズや、フジ、アケビなどなどの蔓性の草に絡まれて、ほとんどが枯れてしまいます。

これが大変なのです。この暑いのにツタを選んで鎌で切ってやるのは大変ですし、ほかの草ものさばっていますので、全部刈り取る方が、かえって楽です。刈り払い機をかついで、山に入り片っ端から刈りました。肝心のクヌギを刈り取ってしまわないように、クヌギに近づいたら慎重に刈り、ヤマユリも出来るだけ残しました。不心得の者が居て、せっかく残したユリを花が咲いたら持っていってしまわれるかも知れませんが。

汗がモーレツに吹き出し、額からポタポタと落ち、目に入りチリチリと傷みます。そんなのに負けては仕事になりませんから、気持ちを平然に保つように心がけ、刈り払い機の回転数も一定に保ち、蔓が回転軸にからまないように心がけながら仕事を続けました。こうするのがいちばん疲れません。特に、蔓のある草の場合は、からまれて独り相撲を取るような形になり、やたら疲れますし、回転数を上げたり下げたりするのも疲れます。こうすることにより、腰への負担もあまりかけないようになります。なにせ、いつぎっくり腰になるか分かりませんから。自分でも納得の行く切り方ができました。

そして、タンクのガソリンが切れたところで仕事を終わりにしました。それ以上は疲れをためるだけです。ほぼ、全体の4分の1くらいを刈りました。あとは、出来る日にやればよいです。道路に一番近いところがきれいになったので満足です。

午後は用事があったので外出。帰りに、元の職場に立ち寄り、元の同僚たちと歓談。楽しかったですね。なんだか、若くなったような感じがしました。大汗はかきましたが、体は全然疲れませんでした。




庭木の手入れ

2005年07月10日 | Weblog
              じゃがいも


暑かった。てっきり一日降りかと思っていたのですが、見事に晴れました。夜明け前か、ずいぶん降りました。隣の家の畑には、水が一時たまったようです。我が家の畑は大丈夫でした。サブソイラーで耕してもらったおかげです。

じゃがいもは、野良いもになるのを防ぐために、できるだけ小さいのも取ってきました。野良いもとなってしまうと、何年も畑で芽がでて苗になります。掘ってみると、あまり大きくもなく、がっかりするものがほとんどです。

さて、今日は朝6時に神社に集合。町内全員で草刈りをしました。知らずにアシナガバチの巣を落としてしまったのか、刺されていた人がいました。危ない。朝のうちは涼しい風があったのですが、だんだん暑くなり雨上がりの湿度でムンムンするような暑さになりました。

今日は思い切って庭にかかりました。どう見ても形の整わない1.5mくらいの高さの黒松と1mほどの紅葉を思い切って伐採。そのほかにはつつじとサツキを数株チェーンソーで切ってしまいました。それで、混みすぎていた庭も風が通り、明るさも増しました。梅も思い切って枝を切り落としました。

本当はもっともっと切りたいものがあるのですが、あまりの暑さに午後は早めに終わりにしました。結果から言いますと、伐採したということなのですが、何年も経った庭の植物は、やはり切るのには大きさにかかわらず決断が要ります。しかたないので、犠牲になってもらうわけです。

人は年輩になると、盆栽などに興味がわいてくるのが普通のようですが、私は嫌いな訳ではなく、どちらかと言いますと好きな方なのですが、そういうものをやっている暇がないので、関心を持たないことにしています。したがって、松のような植木より、おいしい実のなる柿とかブルーベリーなどのようなものを植えたいのですが、まあ日本庭園もどきの場所があってもよいので、植え替えなどはしていません。その代わり、花壇の縁とか、畑の隅や栗畑との境のあたりに、そういうものを植えてあります。盆栽のようなものは「そのうち」に出来たらやろうという程度です。

いよいよ夏です。今日は海は人でいっぱいだったのでしょうね。


梅雨の合間の仕事

2005年07月09日 | Weblog
                  子供の栗

梅雨です。梅雨はつゆ。つゆはしずく。しずくは水。やっと梅雨がきました。「なたねづゆ」という言葉があります。今の時期かと言うと、さにあらず。菜の花の盛りの頃、続く雨のこと。しかし、花の頃も雨が降りますが、種の出来る頃も雨が降ります。こちらは本物の梅雨です。もっとも本物の梅雨なら、わざわざ「なたねづゆ(菜種梅雨)」とは言わないでしょうが。それにしても、花に雨、実に雨の菜種です。

照るならお日さまを、降るなら雨を楽しみながら行きたいです。と、そんなことが言えるのは、ゆとりのあるとき、不幸でないとき、仕事に追いかけられていないとき、つまり生活が負の方向に向いていないときに言えることなのかも知れません。できることなら、どちらも楽しみながら生活をしたいものです。

さて、毎日の仕事が中途半端になってきました。理由のひとつは、雨のためです。仕事が中断されることがおおくなりますので、始める前に中断されても差し支えないものを選ぶようになりました。たとえば、草刈り、草むしり、ちょっと鍬で畝をたてる、などです。

今日の仕事のメインはジャガイモ掘りでした。出来はどうもうまくない。ほれぼれする程の大きなものがあるかと思えば、ビー玉くらいのものもかなりあります。それに青い芋もあります。土かけが十分でなかった。やはり、面倒見切れなかったせいです。経験不足です。まあ、取れただけ良しとすることにします。来年はもっと良いジャガイモを作らなければ、、、。仕事の配分が大切だ。

午後は家内の友達が遊びに来ました。母も一緒に4人で、外のパレット・テーブルで畑を見ながら、お茶を飲みました。楽しいひとときでした。



カミナリになりました

2005年07月08日 | Weblog
                       ラズベリー


日本は雨が多い(はずです)。だから日本には頂上が岩山になっている所以外には、はげ山は無いと思っています。梅雨なのに、なかなか降らないと思っていたら、降った。しかし、梅雨というと、何日もしとしとと降るのが梅雨、つまり五月雨のはずです。今年の梅雨は、そうは降らない。所によっては、からから天気だったのが、急に洪水になるほど降るなんて、これは梅雨ではない。

昨日はナタネに続いて、小麦藁はどうだろうと思って、まるった束を開いてみると、ややカビのにおいがしました。これは黴びてもどうってことはありませんが、それでも広げたときにプンと鼻を突く臭いにやられるのも不愉快だし、藁を持つ手がヌルッとしても気持ち悪いので、畑に広げて干しました。まだまだ干しは足りないと思いますので、もう少しして天気が定まる頃になったら、もっと干そうと思います。

併せて収穫した小麦も干しました。これは大丈夫でした。スズメに荒らされるので、上にネットをかぶせて干しました。向こうは、それが仕事ですから、隙間でもあれば可能な限り入ってきますから、注意しなければなりません。

しかし、午後も4時頃になると、にわかに空がかき曇り、北の方では雷の音がします。すわ一大事! やりかけの仕事を放りだして、急いで藁を束にしました。洗濯物をこみ、干しておいた小麦の実も急いでしまいこんだ、とたんに来たっ。大きなカミナリの音と共にザーッと降ってきました。間に合ってよかったです。文句は言いません。恵みの雨です。

話は変わって、敷き藁が欲しいのですが、先日公民館の草刈りがありました。たまたま隣り合わせたのが我が家の前の方の田圃を持っている人。あれこれ話をしている間に、その敷き藁の話がでました。その人は「必要ならあげますよ。」というので「藁はチップになってしまうんでしょう。」というと、収穫の時に藁も取れるようにできるのだとか。まとめるのは手間がかかるので、私がやることにして、もらうことに話がまとまりました。良かった良かった。


ナタネの種がかびてしまった

2005年07月07日 | Weblog
                金魚をすくう網に入れた種は黴びて白っぽい

この頃は、若い人たちの使う言葉で言うと「チョー忙しい」です。時間の過ぎるのが早すぎます。ちょっと油断していたら、アッというという間に午前が終わってしまう。そしてお昼。そして昼休みを油断してゆっくりなどしていたら、もう午後もアッという間に過ぎてしまいます。人生もアッという間になんて、、、、、。像の時間ネズミの時間・・・・「俺はどっちだろう」と、考えてしまいます。

猫の手も借りたいです。私の家には子猫がいます。言ったら知らんぷりをしていました。まだ子猫だし、それに役割が違うそうです。彼女の仕事はネズミをとることだそうです。ハイハイ。

さて、照ったと思ったら降り出したりして、ナタネも小麦もさっぱり乾燥できないでいました。そしたら失敗。ナタはカビくさくなってしまいました。これでは鶏にやっては、体によくありません。かと言って、やらなければ何のために種まで取ったのか、、、、。〔・・・ 沈 黙 ・・・ (-_-) 〕

それで考えました。洗えば良いのだ。ところが、これを全部洗ってしまったらどうなるだろうか。こんな小さな種が、くっつきあってしまって水分が取れずに、ブルーシートの上で、なかなか乾燥もせずに、暖かなお日さまの光を浴びたら、一斉に芽が出てしまうのではないでしょうか。

それで、またまた考えました。ムー(腕組みして考えています)。っそうだ。鶏にやる分だけ洗えばよいのだ。さてと、洗ってみたのは良いけど、さてどうやって水気をとるのか。まあ取らなくったってよいのですが、少しはゴシゴシ洗わないとカビだってそうは簡単には取れない。

それで、濡れて だま になったナタネを手にして、またまた考えてしまいました。っそうだ。金魚をすくう、あの目の細かな網を使えばよいのだ。これならナタネの細かい粒だって通さない。やってみたら、このアイディアは見事に成功したのでした。これに種を入れて、小さな入れ物に浸し、そしてもみもみして数度繰り返して洗いました。これでよかったのです。

洗ったナタネはもちろん濡れています。しかし、これを配合飼料にいれて混ぜてしまえば、何のことはない。飼料全体は、ちょっと湿り気が出たかなの程度です。窮すれば通ずと言うほどの大げさなことではありませんでしたけど、とにかくうまく思いつきました。

こんなつまらないことでも、成功すれば達成感が味わえますから、愉快です。さあ、また元気を出して働こう。それにしも今日も暑いなぁ。ハハハハ。



睡魔に襲われる

2005年07月06日 | Weblog
          
                      ブラックベリー

一昨日は雨になって休んだので、体がゆるんでしまったのか、昨日は眠くてなりませんでした。朝は順調だったのですが、だんだん眠さが強くなり、短大の公開講座に出ている間は睡魔との戦いでした。眠たい=ねぶたい → 睡魔を追い払う → ねぶたまつり ということになったのだということを、ある民俗学の本で読んだことがありました。「本当かいな」と今でも思っているのですが、この襲ってくる睡魔には昨日はよく分かりました。

講義を聴いているうちにだんだん首筋が痛くなり、頭痛もしてきました。帰ってきてから昼食をとり、昼休みにはもちろん眠ってしまいました。子猫がきて、私の手でしばらくじゃれていましたが、そんなことは全然気にならず熟睡。気づいたら私の胸元で子猫も眠っていました。じゃれてもこりゃだめだと思ってあきらめたんでしょう。

目がさめたのが午後3時過ぎでした。夕方は用事があるので、せっかく雨も降らずむしろ天気になったというのに、着替えて仕事をしてしまうとまた大汗をかいでしまって大変ですから、野良仕事はやめました。それで、ある大学の先生からいただいた、それこそ難しい本の訓読したものにチャレンジしました。充実!!。

休むべきときには休むのが一番です。しっかり休めたので、そのあとはすっきりとしました。百姓はひと休みです。畑の草取り、庭の草取りと剪定、竹藪の整備、真竹のタケノコがあらぬ所に出てしまったものの伐採、伐採した林の下草刈り、などなどやるべきことは山ほどあるのですが。まあいいか。