写真は、サワラ(椹)という檜に似た木にはい上がっている葛の蔦です。
山の草刈りをするときには、残さなければならないものがいくつかあります。それは、第一にクヌギの苗や切り株から出た新しい芽です。山はクヌギだけにしても良いのですが、ほかの植物もありますので、私は山桜は残しています。それから、草類に入りますがウドもできるだけは残そうと思っています。こういうものを根絶やしにしてしまうと、寂しい山になってしまいます。それから、グミ類。榊。
逆に、出て欲しくないものは、ツタになるものです。これも根絶やしにしてしまうのは、実際は良くないことかも知れませんが、健全な木を育てるのには、あっては困るものだし、ほかの山にいくらでもあるものですから、刈り取ります。しかし、刈っても絶滅はしません。また生えてきます。