晴れですが雲が多めで風が寒く、いかにも冬らしい日です。
留守番をしていたので、先ほど洗濯物を片付けたのですが、何となく乾ききっていないようでした。
子供の頃は、こう言う日は大嫌いでした。とにかく、まだ戦後といわれた日々は物が無く、暖房施設などはあまりありませんでしたから、冬は寒くえ厳しかったです。
今はそうではないですけどね。
ロウバイはまだ満開です。枯れた葉がたくさんついていたのですが、全部落ちて花だけになったので、咲き具合がよく見えるようになりました。
今日は山仕事は休みです。あまりやりすぎると疲れがたまり、ぎっくり腰になどなったら、それこそ歩くのも困難になりますからね。
藪が残ってしまったらそれなりにそのままにしておけば、間もなく新芽がでて草が生い茂りますから、枯れ葉は目立たなくなります。
見ているだけでも寒く感じるのに、よくまあ寒くないものです。
もっとも、魚などはそれこそ水の中にいるんですからね。「冬はお湯になると良いんだけどな~」なんて思わないのでしょうかね。
私は魚でなくて良かったです。もっとも、まだ先のことでしょうが来世ということもありますから、手放しで喜ぶことはできません。
「冬知らず」と言うのだそうです。この花もまあ、わざわざこの寒いのに冬に咲かなくたって・・・。
ポットマリーゴールドともいうのだそうです。ほかの名前もあるそうですよ。
山里は冬ぞさびしきまさりける 人目も草もかれぬと思へば
源 宗于(みなもと の むねゆき)
この頃、ポツンと一軒家という番組がありますが、そういう所は冬も夏も一軒家ですからね。
街中だって、家はたくさんあっても、まったく人影のない路地が多いです。
私が子供のころは、暑くたって寒くたって子供の声がうるさかったです。
街中も冬ぞさみしさまさりける 人目も犬も見えぬと思へば
そういえば、飼い犬でも綱から離れた犬が街中をうろうろする風景もみられましたね~。
街中も夏冬かまわず寂しけり 居並ぶ家々多くはあれど
地方の町は、家は多くても人影見当たらず。この寂しさは何なんだ。