午前中は、車に乗っているときには間歇ワイパーを動かす程度の雨でしたが、だんだん止んで曇りの日になりました。
ただ、気温は10℃を切って、寒がりやの私にはとても寒く感じます。道路工事のガードマンの人と、犬の散歩の時に話をしましたが、彼もかなり寒いと言っていましたので、やっぱり寒い日と言えるでしょう。
以前にも、こういう画像を載せたことがありますが、こういう寂しい道を選んで犬と散歩します。
人通りが無いので、それが幸いして犬を放してやれます。犬のコロは思いっきり道路も田んぼも区別無く走り回れます。
私はこの道を行ったり来たりして歩数を稼ぎます。コロは私を追い越して先に行きますが、追い越したら私はすぐにUターンをして逆方向に歩き出します。すると、しばらくして気がついて私を追ってきて追い越します。そしたらまたUターンをします。
それを数回やっていると、私も歩数を稼げて、コロも十分走れるので、すぐに捕まります。あまり早く捕まえようとすると、逃げてしまいます。ある程度走れれば 「 もういいか 」 と言う気持ちになるんでしょうね。
その辺は、互いに空気を読みあうという感じですね。
午前中は、水戸市の埋蔵文化センターに行きました。 「 ブラタモリ 」 が水戸に来て、主に江戸期に作られたという水道のことを中心に見て行きましたが、それにかこつけて、展示をいまやっていると言うので行ってきました。
多少は水道の解説や遺跡のかけらを展示していましたが、大部分は土器や埴輪でした。
こういうのは、全国各地で発掘されていると思います。
私がちょっと気を引かれたのは、土器にサインがしてあったことです。それぞれ、誰々というより何処に所属している所の者かを示すサインがしてあったようです。
土器は、時代がかなり下ってからも作られていたでしょうから、文字が普及して地方でも使われていたことが分かります。
http://blog.goo.ne.jp/classic555/s/%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%89
この埋蔵文化センターは、以前にも紹介したことがありました。
元々は、ここには貝塚があったことから、このセンターが出来たのだと思います。
常陸風土記から、貝塚のことを書いた部分
平津(ひらつ)の駅家(うまや)の西、十二里に岡あり。名を
大櫛(おおぐし)という。上古(いにしえ)に人あり。体は極
めて長大(たけたか)く、身は丘壟(おか)の上に居ながら、
手は海浜の蜃(うむぎ:巨大な蛤のこと)を摎(くじ)りぬ。
其の食(くら)いし貝、積聚(つも)りて岡となりき。時の人、
大朽(おおくち)の義を取りて、今は大櫛(おおくし)の岡と
いう。
(今もその地名は残っています。大串と書いています。)
「平津の駅家」は水戸市平戸が比定地となっているようです
そのほかに、水戸城などの発掘調査の様子が展示されていました。