高萩へ

2012年05月27日 | Weblog


 「 風薫る 」 と言う言葉がありますが、今日はまさにその風薫る五月です。一年を通していろいろな日がありますが、今日のような日は最高の部類の日に入るでしょう。「 もったいないような良い日 」 なんて言いますが、何がなぜもったいないのか。何をしたらもったい(勿体)があるのか。あまり追求すると答えに困るのです。

  

 昨日は動き回っていたので、今日はゆっくりすることにしました。昨日は一人でラジオを聞きながら畑の草むしりをしていました。話題は千葉県の醤油のまち野田市。そこにある畳屋さんを訪問した話をしていました。

 畳屋さんの言うことには、何代か畳屋さんをやっているのだそうですが、その人は茨城県の畳職業訓練所で修行をしていたと言っていましいた。それで、以前からあるのは知っていましたが、ついぞ行ったことがないので行ってみようと思い立ち出かけました。

 しかし、なんか変です。建物は閉鎖されて誰もいません。ネットで調べたら、盆と正月くらいしか休まないと書いてあったのに。理由はすぐに分かりました。原因はあの大地震のようです。畳工芸美術館と称する建物は亀裂が入り、ちょっと危険な状態のようです。いろいろな畳を使った工芸品が中に散乱していました。残念。でも、こればかりはしかたがありません。

  

 昔の豪農の家・穂積家住宅というのがありましたので寄ってみました。これはすごかったです。いろいろな古民家を見てきましたが、ここは大きい、風格がある、家の周りを含めていろいろな設備もあります。古民家は大方は薄暗く、小さめで、がっかりすることがほとんどだったのですが、部屋がとても大きく特に土間から通じる板の間の広いのには驚きました。

  
  

 その後、近くで味噌を造っている所がありましたので、立ち寄ってみました。もっと写真は撮ってきましたが、多く生りすぎますので、上に紹介したネットをご覧ください。

  

 大きなけやきの木の木陰にあるたつご味噌という店。味噌工場を含む自宅の裏手に店がありました。なかなか乙な雰囲気です。社長さん夫妻がいて、お茶をだしてもらってしばらく高萩の話をきかせてもらいました。なかなか面白い話でした。そのあたりは昔は龍子(竜子:たつご)という地名だったそうです。その昔、三町村と二つの村の一部が合併して高萩市となったのだそうです。

  

 お昼は海辺のレストランで。

  

 なかなか良いところにありました。

  

 私が食べたのはロコモセット。うまかった。ロコモというのはハワイ生まれだそうで、ご飯の上にハンバーグと目玉焼きがのっているのが基本だそうで、一説によると日本人の考案だとか。

  

  

 この防波堤が津波を防いだのだそうです。津波の被害はなかったそうです。よかった。