雨の日は暗い

2012年05月15日 | Weblog


 少しずつ寝不足がたまったのでしょうか。今朝は朝ご飯を食べて、新聞を読み朝のドラマを見てから、ゆっくりとこたつにもぐり込んだら眠ってしまいました。まだこたつをかける時があるんですよ。特に今朝は、こりゃ眠るかも知れないなと思って、風を引かないように最低の温度に設定しておきました。そのせいで熟睡ができました。風邪も引かなかったようです。

  

 一日中雨です。「 いちにちじゅうやまみち 」 なんて言う冗談もあります。旧中山道の標識をそのように読んでしまうこともあるとか。なるほどね。

   

 雨降りの日なのですが、元気が戻ったので気晴らしに出かけました。イオンはもう飽きてしまって、おまけにこのような日には、たぶん、きっと、まちがいなく、かなり混雑していて、見えないすごい大量のホコリを吸いながら歩くことになるだろうと思って避けました。

 それで、空気がきれいな外が良い。茨城県に隣接している栃木県の益子(ましこ)という陶芸の町に行って来ました。雨の街道はこういう感じです。暗い。

  
  

 途中で、先だってのつくば市に大被害をもたらした竜巻のあった、その同じ日に栃木県の東部でも竜巻の被害があったのですが、その被害地を通りました。これは神社の被害です。幸い、社殿には影響がなかったようです。民家もやられていました。

  

 「陶芸メッセ・益子」という、城跡にある美術館に入って見ました。代表的な益子の陶芸家の作品が展示してあります。

 ゴールデンウィークの時には、かなり混雑したのでしょうが、今日の益子は雨の中、ひっそりとして人通りもほとんどありませんでした。

  

 その美術館のある一角に、益子焼きの中興の祖である濱田庄司という人の家を移築したところがあります。

 一番上の写真はその家の中です。雨の日でもあって、とても暗いところがありました。でも落ち着いてとても良かったです。じっと座って落ちてくる雨を見つめていられれば、もっと良かったかも知れません。

  

 雨でも、車の中は快適だし、街道は混んではいないし、遠い近い山々は煙霧につつまれ、ななか良い景色です。墨絵のような風景のところもありました。快適なドライブが出来ました。


                                 

    こぬ人を雨のあしとは思はねど
               ほどふることはくるしかりけり    古今和歌六帖一天

         会いに来ない人を雨のせいだとは思わないが
                     長い間降って会えないのはくるしいことだ

     ( ほどふる   長い間雨が降る と ながい時が経つ(経る)の二つを掛けている )