今日は新嘗祭(にいなめさい)の日です。当番になっている班なので、午前8時に地区の公民館に全員が集まって打ち合わせをしました。全員で40数名来ますから大所帯です。
新嘗祭は、今年とれた新穀をもちより、恵みに対して神様に感謝の気持ちを表す祭です。
それからお宮にいって幟旗を揚げます。旗竿は長さがありますから、かなり重いものです。これを竿を立てておく張り綱(支線;トラ綱)を張って立てて、そして幟旗をあげました。

片方あげおわって、もう一方のをあげているところです。幟も大きいので重さがあってたいへんです。

なんとかきちんと決まりました。これが、雨など降ってくるとたいへんなんです。濡らしてしまうと、大きいのでそれを乾かすところを見つけるのが大仕事。
そのままにしてしまうと、くろいカビがはえてしまいます。なので、雨模様の時にはあげないようにしています。

一方、女性たちは公民館でなにやらやっています。

どうやら、これは里芋のようです。これはおいしかったですね。
あとは、神社でお祭りがあり、公民館で当屋を中心に直会(なおらい)がおこなわれました。里芋ももちろんでましたよ。
直会というのは、特別な状態、つまり はれ(晴) から、普通の状態である け(褻) に直っていく時の宴会のことです。
ほぼ一日がかりのお祭りでした。とても疲れました。

ムベです。アケビに似ています。アケビと違って、これはアルコール分がありません。
いまが一番よい色をしています。一度食べてみようかなとも思っています。食べれば今よりは少しはましな状態になるかもしれませんからね。
補)アルコール分が無い = 酒がない
= さけない = 裂けない