初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

「トランペット吹きの休日」他 (アンダーソン作曲)

2006年06月25日 | ちょっとした曲
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はルロイ・アンダーソン:トランペット吹きの休日です。

(他)としてあるのは、アンダーソンの作品には5分程度のちょっとした曲がたくさんあるので、せっかくですから他のも紹介してみましょう!と言う訳でいくつか紹介してみます。アンダーソンは、アメリカの作曲家なんですが、その明るいイメージはとても楽しく聴けますし、小さい頃によく聴いた曲という記憶があります。オーケストラの楽器を使った演奏ですがとても親しみやすく、聴いた事のある曲もたくさんあると思いますよ。


 (トランペット吹きの休日):休日なのに…やたら派手に忙しそうな曲です。…ん??
 休日だから、楽しそうに派手に吹いてるのかな?!それくらいにぎやかな曲ですね。
 この曲も運動会の定番としてよく流れているのを聴きますよね。トランペットが順番
 に音を重ねていくベルトーンという演奏法はとてもスカッとしますよね。
 更に、休日なのにファンサービスさながらのトランペットの見事なテクニックも聴き
 どころですね。
 
 (シンコペーテッド・クロック):この曲も有名ですよね。チックタック、チック
 タック言っているウッドブロックと言う四角い木の箱みたいな楽器の鳴らす音のリズム
 が、とてもここちよく響いてきます。のっそりと動いているチェロの動きとは対象的
 ですから、とても楽しく聴けますね。
 
 (タイプライター):ヴァイオリンの忙しい前奏が終ると、それと一緒に続くフレーズ
 と伴に、タイプライターを打ち込む音をそのまんま使って曲の一部にしてしまってるん
 ですね。タイプライターがカタカタ鳴って、行の最後に来たときの合図に「チーン!」
 と鳴るベルの音も、とっても印象的ですね。忙しそうなオフィスの様子を伺わせますが、
 なぜだか楽しそうにも聴こえますよね。

 (ワルツィング・キャット):「踊る仔猫」とされる時もありますが、曲は同じです。
 ヴァイオリンが、悩ましげに仔猫の鳴き声を真似て演奏しています。弦をスライドさせ
 るのは弦楽器独特の奏法ですよね。それにしても、猫の鳴き声に聴こえるところが、
 やっぱりプロですよね。曲の最後には、犬に吼えられて慌ただしく逃げていく猫の様子
 が演奏されますが、さすがに犬の鳴き声は録音した本物の犬の音を使っているよう
 です。

 (そり滑り):鈴の音がさわやかに鳴り響くこの曲ですが、クリスマスになると、必ず
 と言っていいほど、百貨店とかスーパーでは流れている曲ですね。絶対に誰でも聴いた
 事がある曲ですよ。軽快なリズムと鈴の音はとても印象的ですし、スッキリした気分に
 なれますよね。

アンダーソンの曲はどの曲も短めで、楽しめる曲ばかりですから初心者の方にもオススメですね。「この曲聴いた事ある!!」っていう曲もたくさんありますし、クラシックを意識せずに楽器の音の魅力が自然に感じる事のできる曲ばかりだと思います。こんな作曲家が今後もたくさん楽しい曲を作ってくれるといいですよね。

≪オススメCD≫
アンダーソンの世界をお楽しみください。

トランペット吹きの休日 ~ルロイ・アンダーソン・ベスト・ヒット
セントルイス交響楽団, アンダーソン, スラットキン(レナード)
BMG JAPAN

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆

≪おすすめシチュエーション≫
聴いているだけで、楽しくて幸せな気分になれる曲ばかりですね。


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