御託専科

時評、書評、そしてちょっとだけビジネス

書き続ける条件

2005-10-28 09:58:04 | 時評・論評
8月17日で止まっていた。忙しかったわけじゃないんだけどな。ある程度エネルギーがあって、ただしそれが不完全燃焼気味のときが一番書くのに向いているかな。人によって表現は違うだろうけど自己表現的色彩が強いブログはみんなそうじゃないかしら。少なくとも僕の経験では、多忙か暇かにかかわらずブログや日記での自己表現に意味を見出す、見出したい時期ってあるんだよね。たぶん普段が表現しきれていないからかな。

8月下旬からのお休みは明らかにエネルギー不足だな。忙しかったわけじゃないし本も読んではいる。それに小泉劇場の興行もあったしな。書くことに不足してたわけでは決してない。それでも書いていないのは多分今の職場を割り切っちゃったからだろうと思う。考えてみると新商品のプロジェクトの大きな分かれ目でうまく行かず、そのときの内部対応にちょっとあきれたわけで、その辺から言ってもダメだ、やってもダメだ、と思ったんだね。要はもういい、って思い定めた。そうすると現状に拮抗するエネルギーも出なくて活動全般が静かになったわけだ。

と考えてみると、文筆で仕事をするというのは大変だね。エネルギーだなんだと言わずにある程度自動的に「分泌」されることが必要なんだろう。あるいは締め切りがエネルギーの触媒になっているのかな。客観的締め切りなき文筆の完成ってありうるのかなあ。すくないだろうなあ。ここでも「やりたいこと」幻想を感じるね。

そろそろエネルギー切れ。