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医学研究関連記事の新聞紙面から切り抜き
再生医療、薬理学、生理学、神経科学、創薬

SF作家アーサー・C・クラークが死去

2008年03月19日 | 宇宙へ
【ロンドン19日共同】「2001年宇宙の旅」などで世界的に知られる英国出身のSF作家
アーサー・C・クラーク氏が19日、心臓発作のため移住先のスリランカで死去した。
90歳。秘書が明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

1917年、英南西部マインヘッドの農家に生まれた。若いころから宇宙科学に興味を持ち、
第2次大戦では英空軍でレーダー実験に携わった。

45年、通信衛星を静止軌道で使う理論を発表。同理論はその後実現し、静止軌道は今も
クラーク軌道と呼ばれる。このころ、2000年までに人類が月に到達することも“予言”した。

戦後、ロンドン大キングズ・カレッジで物理学と数学を学び、1946年、小説「太陽系最後の日」でデビュー。
小説に加え、スタンリー・キューブリック監督と共同で脚本を書いた映画が大ヒットした
「2001年宇宙の旅」(68年)や「幼年期の終わり」(53年)など、宇宙や未来をテーマとした
約100点の作品を発表した。ほかに短編や科学評論も多い。

[中日新聞 / 2008年03月19日]
http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2008031999115223.jpg


 「2001年宇宙の旅」で知られるSF作家のアーサー・C・クラークが90歳で死去した。
3月19日未明、呼吸不全によりスリランカの病院で亡くなったと各紙が報じている。

 クラークは1917年に英国で生まれ、1946年に作家としてデビュー。
「幼年期の終わり」「2001年宇宙の旅」などの作品で知られ、
ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフと並ぶ3大SF作家の1人とされる。
1998年にはエリザベス女王からナイトの称号を授与された。

[IT media news / 2008年03月19日]
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/19/news025.html


小学校~中学校の頃、たくさんの、たくさんのSFを読み漁りました。日が暮れてドボルザークの「新世界」が校庭に流れるまで、図書館で時を忘れて宇宙や未来のファンタジーにのめり込んでいました。あの頃に受けた衝撃、与えられた夢と想像力、胸躍らせた感じが今もまだ私の中にも息づいていて、こうして、私のモティベーションの一部になっています。それは、きっと私だけではなくて、多くの若者が、科学の道を志した源泉にもなっているのだと堅く信じています。
‥ご冥福をお祈りいたします。