国立成育医療センター研究所の梅沢明弘・生殖医療研究部長らのグループは、細胞治療技術を使い、筋ジストロフィーの治療につながる基礎実験に成功した。女性の子宮内膜の細胞から筋肉細胞を作り、欠損するとこの病気になるたんぱく質をマウスの中で作り出した。患者への負担や倫理的な課題のない治療技術につながるとみている。
研究グループはまず、女性ボランティアに提供してもらった月経血を培養した。この血液中には子宮内膜の組織が混ざり、分化の機能を備えた間質細胞も含まれる。この中から約12%の比率で骨格筋の細胞を分化、成長させた。
[日経産業新聞 / 2007年1月24日]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007012308016h1
国立成育医療センター研究所ホームページ
研究グループはまず、女性ボランティアに提供してもらった月経血を培養した。この血液中には子宮内膜の組織が混ざり、分化の機能を備えた間質細胞も含まれる。この中から約12%の比率で骨格筋の細胞を分化、成長させた。
[日経産業新聞 / 2007年1月24日]
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