アジアゾウに2つの足し算の結果(和)の大小判断をさせたところ、高い割合で正答、優れた数量認知の能力を持つ可能性があることが、東大大学院文化研究科博士課程の入江尚子さん(25)の研究で分かった。
実験は東京・上野動物園のメス「アーシャ」と京都市動物園のメス「美都」に実施。2つのバケツを用意、バケツの中は見えないように2メートル離れた場所に立たせ、リンゴなどをそれぞれのバケツに、最初に1個から5個の範囲で入れるところを見せ、次いで両方に1個から5個の範囲で足して、どちらを選ぶかを見た。例えば、左のバケツに3つ、右に2つ入れた後、左に2つ、右に5つ加えるといったやり方。多い方のバケツを選んだ場合を正答とし、9つのパターンを日やエサをそれぞれ変えて6回ずつテストしたところ、アーシャは正答率87%、美都は69%だった
(写真:研究をまとめた入江尚子さん。右は「アーシャ」=上野動物園)
[msn産経ニュース 2008年08月31日]
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080831/acd0808311724005-n1.htm
実験は東京・上野動物園のメス「アーシャ」と京都市動物園のメス「美都」に実施。2つのバケツを用意、バケツの中は見えないように2メートル離れた場所に立たせ、リンゴなどをそれぞれのバケツに、最初に1個から5個の範囲で入れるところを見せ、次いで両方に1個から5個の範囲で足して、どちらを選ぶかを見た。例えば、左のバケツに3つ、右に2つ入れた後、左に2つ、右に5つ加えるといったやり方。多い方のバケツを選んだ場合を正答とし、9つのパターンを日やエサをそれぞれ変えて6回ずつテストしたところ、アーシャは正答率87%、美都は69%だった
(写真:研究をまとめた入江尚子さん。右は「アーシャ」=上野動物園)
[msn産経ニュース 2008年08月31日]
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080831/acd0808311724005-n1.htm