今日(5月18日・土)は、沖縄県立博物館で開催された沖縄対外問題研究会20周年記念シンポジウム「辺野古を止める構想力」のパネラーの一人として参加させていただいた。
会場は超満員。2階講堂にも立ち見の人を含め、250人ほどの参加者であふれた。1Fの会議室のテレビモニターにも100名ほどが参加されたが、それでも、主催者が「もう入れません」というプラカードを出してお詫びし、帰っていただいた人たちも50人ほどいたという。
基調講演は豊下楢彦さん。戦後の沖縄の歴史的な背景と当面する課題について分かりやすく話をしていただいた。特に、沖縄に国連・東アジア軍縮センターを設置しようという提言は、是非、実現させたいものだ。
(豊下楢彦さんの基調講演)
そしてパネラーからの報告となり、我部政明さんの進行で、私が「軟弱地盤問題の意味するところ」として報告。そして、吉川秀樹さん、大城尚子さん、豊田祐基子さんらがお話しされた。3人のお話しは、それこそ目からうろこの刺激的な話で、辺野古の今後を考えるためにもきわめて参考になるものだった。
(琉球新報WEB版より)
驚いたことに、会場には謝花副知事や県の担当者らも顔を見せ、最後まで熱心に報告を聞いておられた。私の話は、再度の埋立承認撤回など、県への要請となる事項も多かったが、参考にしてもらえれば嬉しい。
明日(19日・日)は北九州市での講演に向かう。