つれあいが緊急入院したため、お断りせざるを得ないと思っていた広島の原水禁大会だが、一時の重篤な状態を脱したので、世話を息子に頼んで4日から6日まで広島に行っていた。広島には、4月にも講演に呼ばれたばかりだが、8月の原水禁大会や平和式典に参加することができたのはこれが初めてだ。
4日(日)は、原水禁世界大会に参加。2000名ほどの人たちが集まった。
そして5日は午前中、「沖縄で何が、起きているのか」という分科会。私と湯浅一郎さんが報告した。130名ほどが参加。
6日は朝から平和記念式典へ。安部首相の白々しい挨拶に式典を離れ、原爆ドーム前で開かれていた市民グループの集会とデモに参加した。
台風が九州に近づいているため、当初、予定していた福岡経由ではなく、神戸まで行って帰沖した。
夕刻、那覇に着いて帰宅。先週月曜日には、大阪から戻ってきて家に入ると、つれあいが倒れており、慌てて救急車を呼んだ。当時の状況が生々しく思い出される。
すぐに病院へ。予想以上に元気だったので、ほっとした。それでもいくつかの検査データーが改善されないのが気になる。入院期間はかなりの長期になりそうだ。
特に今年になって軟弱地盤問題が大きく浮上し、各地から講演に呼んでいただく機会が増えた。今年だけでもすでに30回を超えている。ただ、今後はつれあいの状態にもよるが、今までほど頻繁に本土に行くことは難しいかもしれない。