（県庁前広場の座り込みテント 今日は海勢頭豊さんのミニライブがあった。）
12月18日（水）、早朝の普天間基地大山ゲート前での抗議行動を終え、県庁前広場の座り込みテントに向かった。今日は天候も回復し、大勢の人たちが集まっている。
昨日の沖縄政策協議会で、知事が安倍首相に、普天間基地の県外移設に触れず、いくつかの条件を提示したという。承認に向けた動きはますます加速してきたようだ。産経新聞は１面で「仲井真知事、辺野古埋立承認」と大きく報道し、沖縄タイムスの１面も、「知事承認へ事実上条件」というものだ。
午後４時頃、座り込みテントにやってきた地元紙の記者が、仲井真知事が24日に辺野古埋立を承認すると教えてくれた。いよいよとんでもない事態となってきた。
しかし、仲井真知事は全くの勘違いをしているのではないか？ 公有水面埋立法第４条では、埋立禁止基準として、「３ その埋立が環境保全及び災害防止につき十分配慮したものであること。」などの６項目をあげている。この６項目に一つでも抵触する場合は、知事は埋立を承認できない。また、６項目が全てクリアされている場合でも、公益上の観点から承認すべきでないと判断される場合には、知事は承認を拒否することができる。
知事は、アセス評価書に対して、「事業実施区域周辺域の生活環境及び自然環境の保全を図ることは不可能」という意見書を出した。上記の埋立禁止基準に該当することは明らかであるから、承認することは公有水面埋立法上ありえない。知事は、埋立禁止基準に該当するにもかかわらず承認する権限など持っていないのだ。
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18日（水）早朝の普天間基地大山ゲートでの抗議行動
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