昨夜は遅くまで祝い酒を楽しんだが、今朝(10月1日)、やはり皆と一緒にデニーさんの勝利を祝い合おうと 朝から辺野古に向かった。工事用ゲート前で集会が始まっていた。
誰の挨拶も喜びに溢れている。集まった人たちも、笑顔だ。こんなゲート前の雰囲気は、もう長い間、なかったものだ。私にもマイクを回されたので、「知事選の勝利により辺野古新基地建設を完全に頓挫させる道が開けた。玉城新知事を支え、現地での阻止行動を強化しよう」と訴えた。
玉城新知事に期待する点は多いが、一方で危惧もある。政府は以前、翁長知事に対して就任後4ヶ月も安倍首相との面会を拒否し、その後も沖縄県の要請を徹底的に無視するなど、ありとあらゆる嫌がらせを続けた。翁長知事の急逝も、こうした心労と無関係ではない。今回、沖縄県知事選史上最大の圧勝をした玉城新知事に対しても、メンツを潰された安部政権の露骨な報復が始まるだろう。これからは厳しい局面となることが予想されるが、県民が支えるほかない。
(破損した工事用ゲート前での座りこみ集会。水タンクの後ろに隠れて見えないが80名ほどの人たちが集まっている)
工事用ゲート前の高いフェンスは台風で吹っ飛び、国道に散乱した(29日のブログ参照)。防衛局は大慌てで片付けたが、今も、半分ほどのフェンスがないままになっている。こんな危険なフェンスを設置した防衛局と、道路占用許可を出した沖縄総合事務局の責任が問われている。ただちに撤去を求めようとも訴えた。
その後、メーンゲート前のテントに移り、集会が続いた。岩波ブックレット『辺野古に基地は作れない』と、『世界』(10月号)が飛ぶように売れる。