昨日(10月12日・水)は辺野古から本部塩川港をまわった。
まず、第4ゲート内の辺野古弾薬庫一帯の工事の状況を監視。谷底ではセメント安定処理による軟弱地盤の改良工事が続いている。この工法では、特定有害物質の六価クロムが発生するおそれがあり、防衛局も工事の特記仕様書で六価クロム溶出試験を義務付けているが、「基準値を超えた場合は工法を変更する」というだけで、そのデータを公表せずに防衛局内だけで処理される可能性が高い。
また、谷底の商用車用ゲート造成部分だけではなく、弾薬庫の丘陵部分も広範囲に伐採・整地作業が進んでいる。辺野古弾薬庫が辺野古新基地建設にあわせて全面的に再編整備される。
キャンプシュワブも辺野古弾薬庫も、自衛隊が共同使用することが明かになっている。沖縄全域で米軍・自衛隊が一体となった基地機能強化が進んでいるのだ。
その後、キャンプシュワブのメインゲート前の集会へ。今日は水曜日で沖縄平和市民連絡会の担当日だ。午前11時には第4ゲートに行くので、工事の内容について説明するように頼まれたので、谷底の工事やこれからの美謝川切替工事について話をした。
その後、皆で第4ゲートへ。20名ほどがゲート前に座込んだが、駆けつけた機動隊に排除された。
(第4ゲート前での座り込み)
午後は本部塩川港へ。今日も数人が、ダンプトラックの前で牛歩行動を続けており、ダンプトラックがなかなか港に入れずに渋滞していた。ただ、ゆっくりと道路を横断するだけの行動だが、大きな効果をあげている。
本部町島ぐるみ会議等の皆さんの頑張りに敬意を表したい。
今日もベルトコンベアは動いていない。最近は、ベルトコンベアではなく、ダンプトラックによる直接の土砂積込の日が多い。