7月10日(水)、辺野古への土砂の搬出が続いている琉球セメント安和桟橋、本部港(塩川地区)をまわり、午後は、山城博治さんや本部町島ぐるみ会議の皆さんと本部港港湾管理事務所長らと意見交換。
(本部町港湾管理事務所長らとの意見交換)
安和桟橋では、カヌーによる抗議行動が予定されていたのだが、波が高く途中で中止となったようだ。カヌーメンバーらは本部港の抗議行動に向かった。
桟橋入り口では30人ほどが抗議行動を続けていた。ダンプトラックがなかなか入れず、右折車線に20台以上が並んで一般車の通行の支障にもなっている。
それでも、敷地内に積み上げた土砂を運搬船に運ぶ作業が続いており、積み込みのスピードは速い。17日(水)に予定されている沖縄県との交渉も、この問題が一つの争点となる。
敷地内の堆積場から海上搬送のために持ち出される赤土混りの土砂。先日までの雨で敷地内には泥水が溜まっている。降雨時にもブルーシートがかけられておらず、赤土がそのまま流出しているのだ。
ゲート前で博治さんからマイクをまわされ、安和桟橋の赤土条例の問題と本部港の使用問題について皆に説明をした。
そして本部港(塩川地区)へ。ちょうど土砂の搬出が終った時で、機動隊や警備員らが引き上げる時だった。100人を超える警備員が行列して帰っていく。いったいいくらの警備費用がかかっているのだろうか? これは全て国民の税金である。
(上の写真はKNさん撮影)
午後の本部町港湾管理事務所長らとの意見交換では、17日(水)の沖縄県との交渉の参考にするため、警備員がネットを用いた規制を行い、臨港道路の自由な通行が妨げられている問題についての経過を聞いた。その都度、防衛局の責任者に是正を指示しているが、全く無視されているという。
安和桟橋の土砂堆積問題もそうだが、沖縄県の毅然とした対応が何よりも求められている。