子供のためじゃない

2022.7.18の回顧録

アン(お茶)→喫茶エミー(お替り)→オステリアターミナ(昼食)→青猫書房(潮平正道が描いた「絵が語る八重山の戦争」原画展)

半世紀以上経つにも拘らず、こうやって未だに知らなかった証言が出てくる。当時刷り込まれた美徳を引きずって、墓場に持っていくつもりでいたものを、本当にいざその時が間近に迫って、ようやく呪縛から解放される、そういう体験者が多いっていうこと。どんだけ深遠な闇なんだか。それを思うだけだってとんでもない重い罪だと分かるはずなのに、唆す奴が必ず存在する。やっぱり何度か滅ぶべきなのかも知れない、人類。
そうならないためにも、原罪を知っておく必要がある訳。子供向けの場所に置くべきでないっていう人も少なからずだろうけど、寧ろトラウマになるくらいのショックを植え付けることで抑止力にする手だって考えられてもいい。早過ぎるも遅過ぎるもないよ。私が被爆者と枯葉剤由来とされる胎児乳児に直面したのは小１の時、丸木美術館を訪ねたのは小４の時。

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