中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

逸品巡りになる

2021年05月16日 19時49分17秒 | ぶらり、城南
2021.5.6の回顧録

そば庄(昼食)→赤い月珈琲(一服)→ゴンドラ(買物)

勿論コーヒーも美味なのですが、あの鯛焼きのインパクト、と言うか、あれはもう、鯛の意匠はしているけれど、鯛焼きとは異なる、別の美味しいスイーツでしょ。真似する所が出て来ても不思議ないくらいなんで、権利はちゃんとしておいた方がいいね。
ただの立ち食いではなくて、夜は飲み屋に化けるお店だから、あのクオリティの蕎麦なんだろうな。何かビックリした、ワンコインなのにレベル高くて。
そして、プリンが大人の味で意外なヒット。いや、ゴンドラなんだからパウンドを語れってのは重々承知なんですが。

ゴンドラのページ

よりみち

2021年01月17日 21時03分15秒 | ぶらり、城南
2020.12.29の回顧録

マルニハム(買物)→チュベ・ド・ショコラ(買物)→よりみち(昼食)→扇屋(買物)

いや、全く名前通りの立地と佇まいで、車窓から目に入ったら、あれは利用したくなるよね。私は駅からだけど、商店街の出口っていうのがまた絶妙。まちかど遺産でしょう。
割れチョコは、例えば「チョコは一食です」っていうくらい、ホントに日常的に口にする人でない限り、大袋は必要ない。いくら半年は持つとは言ってもね。折角美味しいので、適量を求めましょう。

チュベ・ド・ショコラのページ

天上人入門

2020年11月15日 08時17分42秒 | ぶらり、城南
2020.10.24の回顧録

目黒天空庭園→CAPSULE(植田工展)→SUNDAY(昼食)

改めて、凄い所に凄いもの造ったな~という感じだよね。そもそも、あんな場所に造ろうということを俎上に乗せられるセンスと政治力に、感服してしまうよ。図書館と繋げるっていう発想も見事。想像していたよりも、空間としては小さいけれど、それでサイズ感はピッタリだし、程良い高低差があるっていうのも良い。ただ、初めは“天空”の名に相応しい眺望も合わせて楽しめる空間が、段々下りていって、首都高高架下を潜る辺りに至って、急に空気が変わって、最終的には、空が首都高に遮られた、渋滞と騒音と排気ガス塗れで、目黒川の水面も近い下界でしょ、堕天の気分だよね。まあでも、そういうアトラクションと言うか、構造物と捉えても面白いのかも。つまりは、天上人の皆さんに、もっと下界のことも意識して欲しいっていうね。去年の災害時の風当たりにしても、下界のやっかみっていう面も、あったと思うしね。
久し振りに、アーティストの方と、しっかりお話をした感じで、そうするとやっぱり色んなお話が聞けて、それはそれでやはり面白いもの。これはお話はしなかったんだけど、女性の聖性にテーマの一端があるのなら、ご本人の嫌がらない範囲で、娘さんをモチーフに描き続けてみてはいいのでは。丁度これからが、一番変化していくお年頃だしね。個人的には、最新作にして大作の、赤子を抱いた女性の作品が、一番プリミティブと言うか、根源的な女性の聖性が表れてて、好みでした。“母なる大地”ならぬ、“母なる大地たる母”と言うか。

目黒天空庭園のページ

「事故物件~恐い間取り」鑑賞

2020年10月04日 00時03分11秒 | ぶらり、城南
2020.9.21の回顧録

玉川(昼食)→ユナイテッド・シネマアクアシティお台場

身も蓋もないことを言うと、中田秀夫ほどの監督があんなB級以下の映画を撮り、亀梨和也ほどのタレントがあんなB級以下の映画の主演をし、そんなB級以下の映画が興行的に成功してしまうくらい、映画業界が逼迫しているということか、と。自分で選んだ作品だから、金返せとまでは言わないけれど、まだ観てない人は、入場料で原作の本を買った方がいいね。
しかし、言葉が独り歩きしちゃってるなという気はするね。元々不動産業の暗部として存在していたのかも知れないけど、結果として個人の負の歴史をエンターテインメント化してる訳、原作者も、映画業界も、観ている我々も。何処かで、“他人の不幸は蜜の味”だけではないことも、意識しないとね。

ここにも拠点

2020年10月03日 23時59分20秒 | ぶらり、城南
2020.9.19の回顧録

偏奇館跡→山形ホテル跡→Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi(朱夫誠展)→出雲大社東京分祀→Phillips Auctioneers(清川あさみ展)→complex665(五木田智央展〈Taka Ishii Gallery〉/菅木志雄展〈Tomio Koyama Gallery〉/アーティスト展〈ShugoArts〉)→胡椒饅頭PAOPAO(昼食)

あそこまでギャラリーが、それも、現代美術においては第一級のギャラリーが一角に揃うと、もう充分スポットとして成り立つね。あのエリアのギャラリーが旗振りになってアートナイトやれば、クオリティも盛り上がりも違うだろうし、もういっそ、同じようなスポットである青山・銀座・西神田・天王洲辺りとも共闘して、アートイベントを回したらいいのにとも思う。
今回特に印象に残ったのは、やっぱりヴァーチャルモデルとのコラボっていう現代性かな。ヴァーチャルとは言え、モデルというタレント性から、明らかにCGというのではお話にならない訳で、それをしっかり踏まえた上でヴァーチャルモデルを存在させてしまう技術も凄いし、それとミクストメディアでコラボして、何重にも現実と虚構の境界を揺るがせにする発想ね。清川さんもそうだけど、女性の特性にスポットしつつ、それだけに収めないものを提示してくる女性アーティストは、女性支持が高いね。当日も、タイミング的なものもあるとは言え、男は私くらいだった。
あと、特に触れられていなかったけど、五木田さんの作品は、現状の美醜についての価値観を揺るがせにする意味での、あのグロテスクさだと思ったんだけど、どうなんだろ。
そして、棒棒鶏ソースは、かなり使い勝手がいい代物だね。夏の食卓には、常備してもいいかも。
それにしても、前に荷風に触れちゃうと、あの辺歩いてて何だかな~って気分にさせられるね、しみじみと。

清川あさみさんのページ
胡椒饅頭PAOPAOのページ

1クール振りだってよ

2020年07月24日 23時02分34秒 | ぶらり、城南
2020.6.27の回顧録

アクセサリーミュージアム→MILK LAND HOKKAIDO⇒TOKYO(一服)→新奥沢駅跡→餃子のテムジン(昼食)

久々の博物館なんで、そりゃじっくり見ちゃうよね。でも、ここはホント、個人のコレクションを公開した博物館としては、量も構成もレイアウトも良く出来ているので、同じようなことをしたい御仁には、大いに参考になるはず。
ご当地牛乳の飲み比べは、面白い企画だね。そこは流石、酪農王国といった所。ワンコインちょっとで9杯飲めるのもオトクでしょ。それでも、牛乳好きには物足りないかも知れんけど。

アクセサリーミュージアムのページ
MILK LAND HOKKAIDO⇒TOKYOのページ

これぞ老舗の蓄積

2019年12月19日 01時33分54秒 | ぶらり、城南
2019.12.7の回顧録

青山公園→青山霊園→虎屋ギャラリー(虎屋文庫の羊羹・YOKAN展)→蓼科(昼食)→セレネー(買物)→オリムピック(買物)

プレオープンの頃は、今後はこんなやっつけにしちゃうのかと危惧したけど、満を持しての本格オープンの今展を見て、そんな不安はぶっ飛んだね。看板商品という基本に帰りつつも、新説も用意し、今風にもワールドワイドにも展開しているところも見せて、且つ演出もしっかりしていて、流石老舗の貫録を感じたね。ホント比較して申し訳ないんだけど、どっかの商店とは雲泥。
起源が警察官霊園だから、あんなに飾り気がなく厳然とした感じなのかも知れないけど、勝手なイメージとして、軍人・官僚・政治家用の場所で、文人には優しくないように感じた。車がまともに通れる道なんて、中央を突っ切る縦横2本しかないはずなんだけど、そんな空気が、都市伝説を生むのかも知れないね。まあ今回は、大久保卿と一緒に遭難した馭者と馬車馬に挨拶に行ったんだけど、添えられた銘文が、歴女の妄想熱を極限まで抑えて、記録に基づくものでしっかり纏めた、正に名文だった。素晴らしい仕事をしたね、みほさん。

アートコンプレックスという存在

2019年06月22日 00時14分09秒 | ぶらり、城南
2019.6.8の回顧録

グッドモーニングカフェ(朝食)→SCAI PARK(横尾忠則展)・KOTARO NUKAGA(FIXED CONTAINED展)→霧のアートNAGI(品川シーズンテラス、見られず)→めん庵浜松町店(昼食)→Paletta(買物)

都内で幾つかある、アートコンプレックスっていう存在は、やはり面白い存在だと改めて思った。言ってみれば、美術館が、既に功成り名を遂げた作家の空間なのに対して、これから功成り名を遂げるであろう作家のための空間で、だからこそ熱いんだよね。現在進行形であるべきアートフェスティバルを楽しむ上でも、こういう所で、何時かそのフェスティバルに登場するかも知れない存在に出会えるかも知れない空間は、押さえておきたいよね。今回は、Carlos Rolonの目の覚めるような色彩や、意味深気なTony Matelliの立体、同じ色鮮やかでも、如何にも日本人的な感性を思わせるTomokazu Matsuyamaの絵画は目を惹くけど、一番後にまでこびりつく印象を残してくれたのは、Firelei Baezの作品かな。マイノリティとして扱われる立場の人が、そのスタンスをそのままぶつけてきた上でのグロテスクさは、深々と心を抉って、消えない傷を遺すよね。
残念だったのは、中谷さんの霧のアートが見られなかったことで、季節だけでなく、天候や湿度も考慮して、稼働してるみたいだね。まあ、当然ではあるんだけど、インフォメーションは欲しかった気も。サプライズも演出したいのは解るんだけどね。


Page of Firelei Baez
Page of Carlos Rolon
Page of Tony Matelli
Page of Tomokazu Matsuyama