乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

ホルモンに依存しない癌

2008年12月17日 | 病気・症状
地球温暖化が進んでいて、今年もあったかいな~と思うきょうこの頃ですが、、、皮下脂肪・内臓脂肪が少ない私は、そろそろ“肉じゅばん”を着ないと、寒さがこたえます。肉じゅばんを着ると、風邪をひきにくくなりますし。

皮下脂肪って、体温調節に一役買っているんですよ。夏は外気温を和らげ内臓を守り、冬は熱を放出しにくくし、体温を維持する。緩衝液みたいなもんです。女性は男性に比べ、皮下脂肪が多めなので、暑さも寒さも耐えやすいわけです。

というわけで、冬に向けてガンガン食べまくるぞ、どーせ私はホルモンに依存しないタイプのがんだったから、太ってもイイわけだし(*´∇`*)
と、ウハウハだったんですが、、、 yasuu先生のブログで気になる記事を発見しますた(*_*;)。
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「ふくよかなのは良いこと?悪いこと?」

「肥満が女性の健康に悪い影響を与えることは多くの科学的根拠により示されている。
さらに肥満は女性のあらゆる死亡リスクを増加させる。
欧米では多くの女性が肥満状態にあるが、我が国においても肥満の女性が増えてきており、乳がんとの関連性に関する研究が盛んに行われている。
肥満の定義は、様々であるが今回はより一般的に用いられているBMI(body mass index)を採用し、EBM(evidence based medicine)の手法に従って「肥満」と「乳がん」の間に関連性があるか否かを検討した。

閉経後女性において、17件のコホート研究においてメタアナリシスが可能であり、BMIが2大きいとリスク比が1.03(と上昇;yasuu注釈)であった。

乳がんリスク増加のメカニズムに関しては、肥満は血液中を循環する各種ホルモン(特にエストロゲン)の濃度を上昇させ、発ガンを促すことが多くの基礎的な研究により示されている。
閉経前女性においては、BMIが2大きいとリスク比が0.94(と低下;yasuu注釈)であった。
乳がんリスク減少のメカニズムに関しては明確なものは存在しない。
(以上のデータは世界のデータ; yasuu注釈)

厚生労働省の研究班が実施した日本人を対象とする疫学研究のレビューでは
「閉経後女性において、肥満は乳がんのリスクを確実に増加させる」が
「閉経前女性における肥満が乳がんのリスクに与える影響はデータ不足である」
とされている。
乳癌診療ガイドライン 2008 疫学・予防」
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記載のデータは、ホルモン依存性のがんの人と依存しない人と、混在するデータになっています。
「なんで、ホルモンに依存する型と依存しない型のがん患者さんとに別けないのぉ???」

で、先生の返答です。
>残念ながらホルモン感受性別に、肥満との関連を検討した論文はないようです。
>また再発時に、ホルモン感受性が変化する患者様は約20%に認められると報告されています。

なるほど、、、研究者はホルモン感受性別に別けて検討することに、意味を抱いていないのね。。。(-_-)
また、再発時にホルモン感受性が変化する人もいるのだから、イソフラボンのような女性ホルモンに似た成分の摂取は、ホルモンに依存しない型のがんだった人も、ちょっと気をつけた方がいいのかもしれません。

私の主治医は、「ん~、あなたはホルモンマイナスのがんだったからね、特にイソフラボンの多い食品を控える必要はないよ~ん」ですた。
そうです、「食品」ならば、イソフラボン濃度がすっごく濃いもんはありません。毎日、納豆1,2パック/程度の摂取は、特に問題はないでしょう。んが、イソフラボンのサプリメントとなると、かなり濃縮されています。メリット・ディメリットを考慮しなくちゃですね。

というわけで、私の守る基準は「BMIは23以下に保ち、毎日汗をかくぐらいの運動を行う」。
えっへっへ、、、今のところ、楽勝です(*´∇`*)V

んじゃ、早めにジョギングして、で、夜は忘年会へGo!Go!

はーい、いってらっしゃい のここをクリックよろしくね ~

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

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