乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

性の分化

2009年10月10日 | 生活
先日、自転車走行中、道を塞ぐ女子高生の一団を発見。どー見てもヘアダイしてるし、手鏡で覗いてちょといわんばかりのミニスカに改良?した制服。「男言葉」全開でしゃべくりながらダラダラ歩いて、周囲に注意する様子もなく。
で、私はチリチリとベルを鳴らし、道を空けてもらおうとしたのですが、、、無視しやがった!

なんかすっごく頭にきて、私も止まらなかったです。速度を落としただけ。
で、そのうちの1人の脇を、スレスレで走りぬけようとした際、減速しすぎてフラつきますた。

「おうおうっ、危ネーじゃねーかっ!」
と、きたもんだ。

こういう女性は、恋する男性に向かっても同じ言葉使いをしますね。「男言葉」は既に死語、「ユニセックス」な言葉使いっていうわけですかね。

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【<境界を生きる>性分化疾患/1 診断「100%の正答ない」】  毎日jp 2009年9月29日(火)13:00


 男か女か。人生を左右する重大な決定が新生児医療の現場で揺らいでいる。染色体やホルモンの異常により、約2000人に1人の割合で発生するとされる性分化疾患。医師たちはどのような判断を迫られ、患者や家族はどんな思いを抱えているのか。

 ◇染色体、生殖能力…要因複雑/ずさんな性別判定、今も
 「あの子、女らしく育ってくれるだろうか」。東京都世田谷区の国立成育医療センター。性分化疾患の研究・治療で国内をリードする一人、堀川玲子・内分泌代謝科医長は、センターが開所した02年から診察を続けている一人の子の成長がずっと気になっている。

 その子は生後約1年で、地方のある大学病院から「陰茎の発達異常がある男児だが、男性ホルモンをいくら投与しても大きくならない」と紹介されてきた。しかし、詳しく検査してみると染色体は女性型のXXで、子宮や卵巣もちゃんと備わっていた。男性ホルモンの過剰分泌が原因で女性の陰核が陰茎のように肥大する病気と分かった。いわば、女の子が無理やり男の子にされようとしていたのだ。

 両親と話し合い、性別と名前を女の子に変える法的手続きを取ることを決めた。家族は周囲にその事実を知られぬよう、県内の別の市に転居した。堀川医師は今も定期診察で年に2回その子に会うが、言葉遣いや様子は男っぽく、遊び相手も男の子ばかりという。「不必要で過剰な男性ホルモンを投与したからではないか」と心配でならない。

 こうした事例はのちも続く。今年初め、別の大学病院から紹介されてきた子にも外性器の発達異常があった。判断が容易な症例ではなかったが、基本的な染色体検査さえされぬまま「どちらかというと外性器の形状が女に近い」という理由で女性と決めつけられていた。センターでの検査の結果、染色体は男性型のXY、不完全ながらも性腺は男性ホルモンを作っていた。

 堀川医師は「どちらの例も、慎重に診断していれば、最初に選ぶべき性が逆だったはず」と表情を曇らせる。
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 医師の間でもタブー視されてきた性分化疾患が今以上に闇に置かれていた時代、患者はもっと低レベルの医療を受けざるを得なかった。日本小児内分泌学会性分化委員長の大山建司・山梨大教授は「男性器を形成するのが技術上困難だった80年代ごろまでは、医師の間では当然のように『迷ったら女にしろ』と言われていた」と打ち明ける。

 特に、性分化疾患の中でも約2万人に1人と発生頻度が高く、外性器からでは男女の区別がつきにくい先天性副腎皮質過形成の場合は「当時の性別決定のうち、約15%は誤りだったとも言われている」。

 ただし、原因が解明されてきた現在でも、容易には診断がつかないケースがある。染色体の異常の程度やホルモンの働き具合などが複雑に絡み合い、同じ病名がついても症状が全く違ってしまう。「どちらかの性で生殖能力があるか」や「将来、男女どちらだとより充実した性生活が送れるか」など、何を優先するかでも選ばれる性別は変わってくるという。「どうしても判断に迷うと、重圧で押しつぶされそうになる」「判定にはストレスを伴う」。ベテラン医師たちからもそんな本音が漏れる。

 「この疾患ならば男性、これなら女性にするのが正しいという100%の正答がない。それが性分化疾患の難しさ」と大山教授は話す。
    *
 大阪府和泉市の府立母子保健総合医療センターでは90年代初め、あるトラブルがあった。
 性別の判定が難しい子が生まれた。主治医は親に性別を決めるまでにはまだ時間がかかると説明したが、祖父は「性別がはっきりしないと田舎はうるさいので困る」と迫り、父親は「外に出せないような子だと近所でうわさになっている」と訴えた。

 医師はせかされるように、この子は女性であると決めた。しかし、両親は出産直後、助産師が軽率に「とりあえず男でいきましょう」と言うのを聞いてしまっていたため、診断への不信感を長く引きずることになった。

 同センターではこの問題をきっかけに、性分化疾患の疑いがある子が生まれたときの医療体制を決めた。子どもの症状を一人の医師が判断するのではなく、小児科や泌尿器科、産科、新生児科など複数の医師が集まり、それぞれの分野の経験と知識を出し合って結論を導き出す。

 同時に、親に説明する際の留意点もまとめた。泌尿器科の島田憲次主任部長は「言葉の使い方一つで、親の受け止め方は違ってくる。『だと思う』といったあいまいな言い方はしないよう申し合わせた」と話す。
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 こうした取り組みはまだごく一部でしか行われていない。堀川医師は訴える。「顕在化している問題事例は氷山の一角に過ぎない。不適切な診断を受けたまま、つらい人生を歩んでいる人がたくさんいるだろう。医師は子どもたちの一生を決める責任を背負っている。まずはその自覚が必要なのです」

 ◇性分化疾患
 人間は一般的に、外性器・内性器や性腺(卵巣、精巣)、染色体のすべてが男女どちらかの性で統一されているが、それぞれの性があいまいだったり、食い違って生まれてくる病気の総称。出生後、男女どちらが望ましいかを決めた後、ホルモン治療や性腺の摘出、外性器の形成手術などで、選んだ性に近づけていくことが多い。不適切な判断を減らすため、日本小児内分泌学会は10月、初の症例調査に乗り出し、性別決定までのガイドラインを策定する。
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染色体や生殖器に不明な要素がなくとも、あえて男だか女だかわかんないような振る舞いをする人もいます。上記のような場合の関係者にとって、それがどういうように映っているか、、、なんだかなあと思います。

親しい関係なら、乱暴(に感ずる)な言葉づかいや行動もいいんでしょうが、親しくない場合、とっても驚いちゃいます。私は外見から性別を判断しますので。

で、抗がん剤治療の脱毛準備として、私は前もって髪をショートカットしたのですが、、、トイレに入ったら、通報されそうになっちゃいますた(´Д`) 。
で、化粧を濃くしてみたんですけど、、、今度はオカマに間違えられてしまって。。。(`ω´*)
結局、アントワネット様のようなズラをかぶって落ち着きますた。



外見を整えるのって、難しいこともあるんだぁ(゜▽゜;と思った人、<ここをクリックよろしくね~ >


なかのひと

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6 コメント

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Unknown (けえこねえ)
2009-10-10 16:29:07
お久しぶりです(^◇^)

「漫画ななのつぶやき 恋愛編」盛況で何よりでした。

妊産婦さんにとって緊急告知です!

・緊急入院の妊婦と未熟児を放置 弱い新生児は助けない。長妻厚労大臣 子供手当の為に新生児集中治療室を整備する予算を執行停止
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015975961000.html#

・インフルエンザの流行を放置 体力のない国民は生きる資格なし。
民主党長妻厚労大臣 新型インフルエンザ対策予算を執行停止 ↓
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1255002115/

・大災害の対策を放置
災害予備費が母子加算復活の財源になりました。もう被災地へのプレハブ住宅の提供も、災害地の道路復旧もないでしょう。東京が地震に見舞われても、東海地方が被災しても予算はもうありません。↓  
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091008-00000510-san-bus_all

「子供手当財源」のため弱い子供は自己責任で?いったいTVは何放送してるんでしょうか?
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けえこねえさん (ノエル)
2009-10-11 11:22:21
いずれも驚きのタイトルですね。

つまり、財源は限られているので、使う際は優先順位をつける、ということを示唆したんでしょうか。

もちろん、弱者が生きやすい社会システムは絶対必要に思います。で、妊娠・出産、インフルエンザに関してはある程度、自己防衛はできるというのも確かです。

高齢出産する妊婦の増加は事実だし、それに伴い未熟児などの異常児の増加も事実。政府の政策の「被害者」とならぬよう、大臣一人に依存するのは無駄でしょうね。

財源に限りがあるとなると、トリアージは必須なのかな?
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Unknown (けえこねえ)
2009-10-15 00:04:43
 こんばんは~!

 確か某党は「隠し財源」があるって確信に満ちておっしゃってました。
 散々探したけど無かったってことで、友愛の精神で待ってねぇってか?だってそれ(隠し財源)は国債の利息支払い用ですもん。今度の国債発行利息は超低金利です。誰が買って下さるのかしらん。
経済対策なしの雇用確保はあり得ませんね。誰が雇用して、誰が給料支払ってくれるんでしょうか?派遣の先さえも無くなるでしょう、、orz
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経済対策なくして雇用確保はあり得ない (ノエル)
2009-10-15 00:17:34
最近、「死亡債」が脚光を浴びているようです。

死亡保険金をもらえる権利を証券化し、売買するらしいです。
景気の善し悪しにかかわらず、一定の人が死ぬわけで、景気に左右されない投資ってことでウケているとのこと。

自分の死亡保険金を担保に、雇用契約を結ぶ時代が来たりして。。。orz

友愛の海でおぼれ死なないよう、気をつけたいものですね。
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また、○日新聞が、、、 (けえこねえ)
2009-10-15 07:15:21
 おはよ~ございます!
 あははは、、、「死亡債」ですかぁ。とうとう命まで証券化しましたかw

ホントに「友愛の海」ですねぇ!
医療支援、国防費を削って、朝鮮学校にも学費補助だそうです、、、orz
 
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友愛の海 (ノエル)
2009-10-15 10:56:48
最近、この友愛の海に、ミサイルが数発ブチ込まれましたね。

国防費を使い、こっちからも演習でブチ込んだれって思うのは私だけか。。。
う~ん、いかんいかん、、、あそこは友愛の海でしたね。
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