乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

アロマテラピー

2008年05月12日 | 美容
いやはや、連休明けの先週はキツかったぁ。。。(〒_〒)

お仕事ダ~ラダラ、家事は超手抜き・・・。やる気ゼロですた。まるで抗がん剤治療の真っ最中みたい。
近くにアロマテラピーを併用するエステ施設があって、すっごい誘惑。。。乳がんになっちゃうと、行くことはちょっとねえです。で、自宅で手動のマッサージ器をブルブル、線香焚いてがまんです。

あ~ん、エステ行きたぁ~いっ!ヾ(。`Д´。)ノ
くつろぎたぁ~いっ! ←くつろぎ過ぎて無気力になっているんだが

Nikkei medicalで見つけた記事、疼痛、免疫機能、ストレスホルモン反応については、アロマテラピーの効果は認められないという報告でつ。

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アロマテラピーは疼痛、免疫、ストレスに効果があるか 2008. 3. 26
Olfactory influences on mood and autonomic, endocrine, and immune function
Psychoneuroendocrinology 2008;33:328-339

アロマテラピーはその人気の高さにもかかわらず、有効性を示すデータは乏しく、そのメカニズムも議論の対象となっている。

リラックス目的のにおい(ラベンダー)、刺激性のにおい(レモン)、無臭の対照(水)について、ランダム対照化トライアル試験で、cold pressor(氷水に手をつけるストレス)前後の、心理、自律神経系、内分泌系、免疫系の指標を調べた。被験者は56人の健康な男女で、3回に分けて施行。


期待効果を評価するため、blindに割り当てられた被験者には、においについての情報は教えず、primedに割り当てられた被験者には何がにおっていて、何のにおいに変わるかの情報を与えた。


自己報告および気分測定の結果、レモンオイルは水、ラベンダーに比べて、ポジティブな気分を高める確固としたエビデンスが得られた。この結果は、においの情報の有無、使用経験による変化はなかった。


さらに、cold pressor後のノルエピネフリンは、水、ラベンダーに比べて、レモンのにおいで増加した。
カンジダへのDTH反応は、レモン、ラベンダーよりも水の方が大きかった。
このほか、IL-6、IL-10、唾液中のコルチゾル、心拍、血圧、テープ剥離後の皮膚バリアの回復、cold pressor後の痛みの度合いは、においによって変わらなかった。
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これを紹介した筆者は、他にもアロマテラピーに関する報告を紹介し、「結局、効果については否定的報告が多い。暗示効果の方が強いのだろう」と述べています。

某テレビ局の「納豆ダイエット」騒動の前に、白衣を着た人がラベンダーやお香のアロマテラピー効果について、脳のアルファー波などを測定し、効果があるっぽく語る番組が何回か放映されますたね。(╬☉д⊙)

花やお香の香りは、科学的根拠は薄いのかもしれないけど、気分的にはくつろげるような気がします。
でも、病の床に伏した時、これらの香りを心地良いと感じるかどうかは、?です。
食事の際、私はシャネルの五番の香りは邪魔に感ずるし、入院していた時は花の香りがきついと思ったし。

実際には、「無臭」の状態を作ることが一番難しいので、案外、香りがないっていうのが贅沢なのかもしれません。

昔、科学の授業で習ったんですが、香水を製造する際、ウンチの臭いの成分(スカトール系の臭い)も加えるそうです、、、この香り?が加わらないと、香水としてイマイチ、香りにパンチが効かないそうです(≧▽≦)

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なかのひと


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1 コメント

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注意 (ノエル)
2008-05-12 14:27:37
あ、香水にウンチを加えるのではありません。
同じ香り成分ってことです、念のため。。。
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