乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

糖尿病と癌死亡率

2011年07月14日 | 病気・症状
蒸し暑さ続いていますね。
これほど暑いと食欲が、、、出ます!

いや~、つい先日までは、首に保冷剤を巻いて扇風機でがんばっていたんですよ。でも、某元震災復興大臣の「知恵を出さんやつには、金はやらん」の発言を聞いたら、節電テンションがガタ落ちで(^^;)。

庶民の多くがこの発言のずっと前から、というか、節電の言葉がメジャーになってから、知恵を出して節電につとめていたと思うんですが。
何をたわけたことをと。アンタ、何か知恵だしたんかい???と。

というわけで、素直に政府に協力する気が失せた今、クーラーつけています。設定温度は30度、首には相変わらず保冷剤巻いていますが、何か(笑)?
涼しいと、今までの食欲不振が嘘のように引いてしまい、甘いものを食べまくっています。こりゃ、秋になるのがおそろしい。。。

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【空腹時血糖異常や耐糖能異常で癌死亡率は約1.5倍に増大】

    第71回米国糖尿病学会
2011年6月24日~28日 S  九州大学大学院・環境医学の平川洋一郎氏  


空腹時血糖異常や耐糖能異常の人は、そうでない人に比べ、癌死亡率がそれぞれ約1.5倍に増大することが分かった。これは、九州大学大学院・環境医学の平川洋一郎氏らが、2500人規模で行った前向きコホート試験「久山町スタディ」の結果明らかにしたもの。6月28日まで米サンディエゴで開催されている米国糖尿病学会(ADA2011)で発表した。



これまで、糖尿病患者については、癌死亡率が増大することは知られていたが、空腹時血糖異常(impaired fasting glucose; IFG)や耐糖能異常(impaired glucose tolerance; IGT)の人について、癌死亡リスクが増大するかどうかは不明だった。



平川氏は、「糖尿病の前段階の人の癌死亡リスクが、そうでない人に比べて高くなるとは考えていたものの、1.5倍という数字は予想より大きかった」としている。



同研究グループは1988年、在宅の40~79歳、2438人について、75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行い、空腹時血糖値と糖負荷後2時間血糖値を調べ、その後2007年まで19年間追跡して、癌の死亡について比較した。被験者のうち男性は1054人、女性は1384人、平均年齢はそれぞれ57.2歳と57.8歳だった。



試験開始時の空腹時血糖値(5.6mmol/L未満、5.6~6.0mmol/L、6.1~6.9 mmol/L、7.0 mmol/L以上)と糖負荷後2時間血糖値(6.7 mmol/L未満、6.7~7.7 mmol/L、7.8~11.0 mmol/L、11.1 mmol/L以上)に応じて、それぞれ被験者を4群に分類した。



また、空腹時血糖値が6.1mmol/L未満で糖負荷後2時間血糖値が7.8mmol/L未満を正常耐糖能、空腹時血糖値が5.6以上6.9mmol/L未満で糖負荷後2時間血糖値が7.8mmol/L未満を空腹時血糖異常、空腹時血糖値が7.0mmol/L未満で糖負荷後2時間血糖値が7.8以上11.0mmol/L未満を耐糖能異常、空腹時血糖値が7.0mmol/L以上で糖負荷後2時間血糖値が11.1mmol/L以上を糖尿病、とそれぞれ定義した。



癌死亡率については、年齢、性別、体格指数、喫煙の有無、総コレステロール値などによって補正を行った。



その結果、正常耐糖能群と比べた癌死亡に関するハザード比は、空腹時血糖異常群が1.49(p=0.02)、耐糖能異常が1.52(p=0.03)となり、糖尿病では2.10(p<0.001)だった。



また、空腹時血糖値や糖負荷後2時間血糖値が高い群では、低い群に比べ、癌死亡率が高率であることも分かった。具体的には、空腹時血糖値が5.6mmol/L未満の群に比べ、6.1~6.9mmol/Lの群では、癌による死亡に関するハザード比が1.89で、7.0mmol/L以上では同ハザード比は2.06と大幅に増大した(いずれもp<0.001)。糖負荷後2時間血糖値が11.1mmol/L以上の群では、6.7mmol/L未満の群に比べ、癌による死亡に関するハザード比は1.99だった(p<0.001)。



癌の部位別に見てみると、空腹時血糖値が高い群では胃癌が、糖負荷後2時間血糖値が高い群では肝臓癌と肺癌が、それぞれ高率だった(いずれもp<0.05)。



平川氏は、この結果を受けて、空腹時血糖異常や耐糖能異常の人に対する癌予防策として、「ライフスタイルや体重のコントロールなど、他の癌リスク因子を抑える努力が必要だ」と語った。
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癌死亡リスクが1.5倍になるとは!
日本人は西洋人に比べ、糖尿病になりやすい因子を持っている人が多いといわれています。なので、糖尿病にならないよう気をつけなければなりません。

普段の食生活がものをいうわけですが、、、30~40年ぐらい前の和食献立のスタイルが望ましいといわれています。その頃は、ご飯を主食とした“1汁3菜” の伝統食でした。摂取栄養素のバランスが非常によくとれていました。当時、コンビニなんてほとんどみかけません。多くの家庭が朝、ご飯を炊き、みそ汁を作っていた頃の食生活です。

一旦、便利さに浸かってしまうと、不便さには戻れませんよね。便利になった分、ちょっと考えて食物を選択したほうがよい時代になったんじゃないかと思います。


考えながら食品を選択するのは面倒くさいけど、癌にはなりたくないと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >


なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

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