乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

永田町は命より政局!

2009年07月17日 | 社会
“選挙”祭りだ、祭りだ、わっしょいっ! ってなわけで、ここ小さな新聞社でも既にワッサワッサとしております。
普段、老人人口の多い町だから、駅前といえどひっそりしている。この時期、タクシーの運ちゃんが、「毎年、選挙があるといいねえ~」なんて言っちゃうぐらい、人の動きがあるんですわ。

健康な人はこんな感じでもいいんでしょうけど、命にかかわる病気に罹った人から見たら、今の状況は許せないものがあります。

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「命より政局か」 肝炎患者団体、対策法案の廃案抗議(朝日新聞) - goo ニュース


 B型、C型の肝炎患者が求める医療費助成などを盛り込んだ肝炎基本対策法案が、衆院解散で廃案になる見通しが強まっていることを受け、薬害肝炎全国原告団と全国B型肝炎訴訟原告団、日本肝臓病患者団体協議会が15日、厚生労働省で記者会見し、「命より政局優先か」と抗議した。

 薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表は「混乱した政局だからとあきらめきれない。患者は見殺しにされたも同然だ」と批判。親子3人がB型肝炎で闘病中の女性患者は「集めた30万人分の署名が無になった」と声を震わせた。

 国会には、与党が肝炎対策基本法案を、野党が肝炎医療費助成法案を提出しており、水面下で一本化の話し合いが行われていた。薬害肝炎全国弁護団の鈴木利広代表は「何が原因で審議入りできないのか。国会は説明責任を尽くしてない」と話した。


【肝炎対策基本法、廃案も「あきらめるわけではない」】 CB news by キャリアブレイン 2009年7月15日(水)22:00


肝炎患者に対する医療費助成を盛り込んだ肝炎対策基本法が今国会で廃案になるのを受けて、患者3団体が7月15日、厚生労働省内で記者会見を開き、患者支援法の早期成立のために運動を続ける決意を述べた。

日本肝臓病患者団体協議会の村田充監査は廃案について、「非常に残念でならない」と述べ、「毎日120人にも上る尊い命が、肝硬変、肝臓がんで亡くなっている。患者や家族にとって待ったなしの状況だ」とした。薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表は、「国会に問いたい。優先するは政策より政局か」と批判。医療問題弁護団の鈴木利廣代表は、「廃案になったからといってあきらめるわけではない。新しい国会でわれわれは運動を続ける」と述べた。
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こういう状況下で、いとも簡単に廃案になってしまうんですね。
基本法の通過を祈るような思いで待っている人たち、再び国会が正常に機能するまで待てない方の無念の思いを、国会議員は全く想像だにしないのでしょうか。
しないんでしょうね。だって、国会議員ぐらいになると、どっかの病院のVIPルームで特別ケアだもんね。

もちろん、病気の議員もいるんでしょうけど、「俺は病気だ」って名乗りを上げる議員は稀。
このタイミングで帰省して、「私が福祉・医療の充実を図ります」なんて後援会でぶってる議員には、投票しないようにしよっと。

議員は、落選すれば“ただの人”。
地位も名誉も失うわけで、だから何としてでも当選しなくちゃなんない。

選挙民は、地元や自分にとって都合のよい候補者を選ぶ。
“国の未来”などという、高尚なビジョンを持ってして生活する人は少ない。

理想と現実のギャップが大きくなるほど、人の心は荒んでゆく。
私の場合、小説や漫画を読んでストレス発散です。


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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)