乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

不思議な脳

2009年07月02日 | 病気・症状
乳がんの手術後、「お金持ち」になったかのように、私の金銭感覚は狂っちゃいますた。
だって、術後補助療法で毎週数万円を支払い続けたら、そりゃ、桁の一つや二つ、違って見えちゃいますわな。高額治療費を払っているのに、普段の生活でも高い物をどんどん買ってしまう、、、いや~、気持ちよかったですぅ。正気に戻った後が大変だったけど。。。

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脳手術後「ミケランジェロ」に?=生死さまよい、画才開花-英男性 6月2日6時29分配信 時事通信

 【ロンドン1日時事】脳の動脈瘤(りゅう)の発作に襲われた英国人男性(49)が手術を受けた後、全く才能のなかったアートに目覚め、ギャラリーをオープン-。自身も「ミケランジェロに生まれ変わったか」とびっくりしていると1日付のデーリー・テレグラフなどが報じた。

 この男性はイングランド南西部モールバンに住むアラン・ブラウン氏。二重ガラスのセールスマンだったが、6年前に倒れ、16時間に及ぶ手術で生死の境をさまよった後、生還した。

 その後、集中治療室で2カ月間過ごしていた際に絵を描くことを勧められ、犬の写真を模写したところ、今までは全く不得手だった絵がすらすらと描けた。出来栄えも、看護師が「画家か」と驚いて尋ねたほど。退院後、大学で美術を本格的に学び、地元モールバンにギャラリーを開いた。

 脳損傷者団体関係者は「脳の損傷の後遺症は大半が機能マヒ。まれに新たな技術や才能が発見されることがあるが、どういった経緯で起こるのか、完全には解明されていない」と述べている。 
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おもしろいですねー。
パソコンの調子が悪くなり、バシッと機械を叩いたら調子が戻った、という話はたまに聞きます。んが、手術したら、新たな技術とか才能が発見されたとは??

自分の経験で思い出すのは、バドミントンのコーチをしていた際、運動神経とか筋力とか、とてもいいものを持っているのに、妙な思い込みでラケットを振ってしまう人がいました。初めてラケットを握るのに、最初から変なクセがあり、下手だなって思われてしまう。
このクセや思い込みを解くにはかなりの練習が必要でしたが、解けると上達は早かった。

元々素質はあっても、ちょっとしたことがそれを開花させるのを妨げてしまうことがあります。
でも、この記事の様子からは、眠っていた才能の開花というより、なんだか別人になってしまったということも想像してしまう。
脳の手術となると、とても難しいんだなと思いました。


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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)