ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

こんな時は思いっきり泣いてもいいんだよ

2022年05月22日 | 介護
こんな時は思いっきり泣いてもいいんだよ。
でも 私は泣かない。
泣いてはいけない。
母曰くやたらに泣く女はアホだのバカだの思うようです。
父方のおばさんがおじさんが亡くなった葬儀の時に号泣してました。
それを見た母は小声で私に「みっともないね」と、言いました。
葬式に泣く女はみっともないようです。
葬式でなくても泣く女はみっともないと思っています。
私は父の葬式に泣きませんでした。
泣けば怒られると…。
それ以前に父が入院している時にお見舞いに行こうとしたら止められたことがありました。
主人は「行っておいで!」と、言ってくれたのです。
母は「日曜日だし、旦那さんもいるから行かないで!」と、言いました。
私も売り言葉に買い言葉で「じゃあ行かない!」「二度と行かない!」
それ以来お見舞いに行けなくなり、そのうち父は末期の肺がんで亡くなりました。
その後母に理由を聞いたらその日は私の従姉がお見舞いに行く日だったそうです。
なぜ?実の娘が従姉とお見舞いに行く日が重なってはいけないのでしょう?
その後私が父のお見舞いに行かなかったことを母は恨んでします。
私は父の葬式に泣かない娘を演じました。
四十九日の法要も泣かない娘を演じました。
ところが弟は号泣したのです。
親戚の他人の前であいさつをして号泣したのです。
母は弟が泣いたことは文句を言いませんでした。
私にはあれだけ泣くのは良くないと言っておきながらです。
今にして思えば父は可愛そうな気の毒な他人だったかも知れませんね。
私は父に対して親孝行も出来ずに、親不孝な娘だったと思います。
今度私が生まれ変わっても父の娘に生まれたいと思います。
そのときは親孝行をしたいと思います。

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