リバーサイドチャペル北見神愛キリスト教会の
日吉成人牧師のブログ記事(1月4日)をご紹介します。
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ブログ名、北の大地で、星を数えながら
Siegfried Fietz singt 'Von guten Mächten wunderbar geborgen'
昨年末、1つの賛美によって力づけられました。それは「善き力にわれ囲まれ」です。ヒットラーのナチスによって捕えられたボンヘッファーが、1944年が暮れようとするその中で、婚約者と家族に送った詩にメロディがつけられています。
日本語では、「讃美歌21」の469番と「新生賛美歌」73番に、それぞれ異なるメロディのものが掲載されています。私は後者の「新生賛美歌」のメロディが好きです。下のyoutubeは、作曲者本人が賛美しています。
善き力に われかこまれ、守りなぐさめられて、
世の悩み 共にわかち、 新しい日を望もう。
過ぎた日々の 悩み重く なお、のしかかるときも、
さわぎ立つ 心しずめ、 みむねにしたがいゆく。
たとい主から 差し出される 杯は苦くても、
恐れず、感謝をこめて、 愛する手から受けよう。
輝かせよ、主のともし火、われらの闇の中に。
望みを主の手にゆだね、来たるべき朝を待とう。
善き力に 守られつつ、来たるべき時を待とう。
夜も朝もいつも神は われらと共にいます。
(讃美歌21 469番)
悪の力、失望や恐れに囲まれていたと言ってもおかしくないボンヘッファー。しかし彼は信仰をもって「善き力に我囲まれて」と歌いつつ、新しい1945年を迎えるのです。もちろんその年に彼を待っていたのは、重くて苦い杯だったのですが、それでもそれらをしっかりと主の手から受けとって歩んだのでしょう。
ハンナのように「こうして年は暮れ、年は明けた」(Ⅰサム1:7)けれども、何ら状況が変わらないこともあるかもしれません。それでも私を囲んでいるものは、主の「善き力」であることを覚えつつ2018年を過ごしていきたいのです。
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ディートリヒ・ボンヘッファー(ウィキペデヤより)
生誕
1906年2月4日
プロイセン王国の旗 プロイセン王国 ブレスラウ
死没
1945年4月9日(39歳没)
フロッセンビュルク強制収容所 にて刑死
ディートリヒ・ボンヘッファー(Dietrich Bonhoeffer, 1906年2月4日 - 1945年4月9日)は、ドイツの古プロイセン合同福音主義教会(ルター派)の牧師。20世紀を代表するキリスト教神学者の一人。
第二次世界大戦中にヒトラー暗殺計画に加担し、別件で逮捕された後、極めて限定された条件の中で著述を続けた。その後、暗殺計画は挫折。ドイツ降伏直前の1945年4月9日、処刑を急ぐ国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)により、フロッセンビュルク強制収容所で刑死。ベルリン州立図書館の一階には、絞首台のロープが首にかけられたボンヘッファーを描いた大理石の胸像が展示されている。