教会で最高齢の姉妹(91歳)の告別式であった。
今月3日の朝、同居の妹さんが起こしに行くと冷たくなっておられたとのこと。
前夜もほがらかにテレビなど見て決まった時刻にベッドに入られたので、
ご遺族にはあまりに思いがけない出来事でした。
告別式は、白と淡いピンクの花で飾られ、写真にも棺にも白いオーガンジイが
羽衣のようにまきつけられていた。
ご遺体は、ウエディングドレス姿だった。
脳性マヒを負って生涯を歩んだ姉妹は、地上での結婚生活はなかった。
生涯を天国への希望に生き、日曜礼拝や教会での交わりを大切にされた。
長い信仰生活を送られた姉妹のお別れ会には、別の教会の信徒さんも集まり、
讃美歌を歌い、祈り、地上での、ひと時の別れに涙を流した。
私たちの希望は、
いま、彼女をうしなっても、
必ずもう一度、天国でお会いできることです。
そのとき私は、御座から出る大きな声がこう言うのを聞いた。
「見よ。神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らは
その民となる。また、神ご自身が彼らとともにおられて、彼らの目の涙を
すっかり拭い取って下さる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。
なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」
すると、御座についておられる方が言われた。「見よ。わたしは、すべてを
新しくする。書きしるせ。これらのことばは、信ずべきものであり、真実である。」
(ヨハネの黙示録・21章3節~5節)
それが愛の別れでも
ぼくは
高らかに歌うだろう
愛は
永遠に生きるという
ぼくの
不文律が揺るがないからだ
畏怖するな
恐るるな
訣別は
再会の
証し
だからだ