この時も、まだ見ぬ子たちに 陽がそそぎ
フィリピン旅行は、「宣教ツアー」です。
フィリピン北部ルソン地域にある、僻地の教会を訪ねて歩きます。
多民族国家フィリピンで、少数民族が居住している貧しい地域です。、
今回引率して下さるS牧師が、40数年前に宣教師として単身入って行き、
現地の無名の伝道者たちに協力していただいて、いくつかの教会を立てました。
道路もなく、もちろん、水道、電気、ガスなどはなく、
車を乗りすててから、五時間~十時間を徒歩で入って行って、やっとたどり着ける。
支援物資(日本の人たちがささげたもの)の荷物を担ぎ、
岩を這い、渓谷や吊り橋を渡り、
現地の人たちと同じものを食べ、同じ生活をし、
たき火の明かりで聖書を読み、
心許してもらうまででも、相当の苦労をして、
しかし、そこに福音が伝わり、教会が立てられたのです。
もちろん、今では、道路状況はずっと良くなり、
「電気もきています」と言われて、やっと行く気になったさとうです。
自分はツアーを楽しむだけ、何もできないと思っていたのに、
教会の人たちから、現地の子どもたちにいろいろささげていただけそうです。
日本の子どもにとってあたりまえの、「百均」で売っている安い文房具でさえ
喜んでもらえると聞いて、昨日も調べて歩きました。
そう。
この瞬間にも、遠い、異国の空の下で、
この同じ日差しに
笑顔を向けている子供たちがいるんですね。
わくわくします。