ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

ソロモン

2013年10月24日 | 歌う







          屹立(きつりつ)す 銀杏並木に 深呼吸

          ここにあり 銀杏 人々見下ろして




         散り始めて、いまさらに気が付くものがあるのですね。
        



          昔あったものは、これからもあり、
          昔起こったことは、これからも起こる。
          日の下に新しいものは一つもない。
                      (旧約聖書・伝道者の書1章9節)



          「伝道者の書(コヘレトの書)」は、
          古代イスラエル王朝絶頂期の王ソロモンが書いたと言われています。
          栄華のきわみを見つくし、あらゆる贅沢や知識を味わい尽くした王の言葉は、
          しかし、深い虚無に彩られています。
          虚無の果てに、王は悟るのです。




           あなたの若い日に。あなたの創造者を覚えよ。
           わざわいの日が来ないうちに、また、「何の喜びもない」という年月が近づく前に。(伝道者の書12章1節)

         
           結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。
           神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。(同13節) 
           神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、
           すべてのわざをさばかれるからだ。(同14節)