猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

橋の上の娘

2013-05-20 03:53:09 | 日記
パトリス・ルコント監督のフランス映画「橋の上の娘」。
アデル(ヴァネッサ・パラディ)がインタビューを受けているところから始まる。
アデルは男から男を渡り歩き、捨てられてきた人生が嫌になって、パリのセーヌ川に
かかる橋の上から身を投げたが、ガボール(ダニエル・オートゥイユ)という中年の男に
助けられる。
ナイフ投げの曲芸師であるガボールは、アデルに”的”にならないかと誘う。
2人はナイフ投げの練習を重ね、あちこちで興行し、喝采を浴びた。
今までついていなかったガボールの人生にもツキが回ってきたが、アデルの方は相変わらず
ゆきずりの男に身を任せる日々が続いた。
ある日イスタンブールに向かう船の中で、アデルは新婚夫婦のギリシャ人の夫と関係し、
夫もアデルを好きになり、2人は駆け落ちすることになる。
ガボールは残された妻をナイフ投げの的にするが、ショーの際にケガをさせてしまう。

とても好きな映画である。モノクロなのもいい。ルコントの映画はすごく好きだ。
いくらなんでも普通の女の子がナイフ投げの的にはならないだろー、と思ってしまうが、
アデルはあっさりと的になる。
ナイフ投げって、見ていて怖い~!サーカスなどでも見たことあるが、心臓に悪い。
衣装を着て髪をなでつけて、ショーに出演するヴァネッサ・パラディの姿はとても官能的だ。
ヴァネッサの魅力を堪能できるし、王道のフランス映画の魅力も堪能できる。
は~この映画いいなあ!
コメント
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