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漂着生物

2013-10-15 15:55:45 | その他の動物
翌日。
週末の仕事が比較的早めに終わったその脚で、海岸に向かった。
先日、夜に見つけたイソカネタタキ。
アレを昼間に探そうかという魂胆だったが、前日からの風はこの日も絶好調。
激しい波飛沫でとても丹念に探せる状況じゃなかった。
ところが、風の影響で漂着物は大盛況。


エボシガイは漂流する浮遊物に付着して生育する。
貝とは名ばかりの甲殻類。
流木や浮きにつくのは当たり前。



瓶に軽石、果ては百円ライターにまで。


まだ打ち上げられてほやほやだから皆元気。
さかんに蔓脚を動かしていた。


風に吹かれて打ち上げられるのは他にもたくさん。
これはギンカクラゲ。
これが表で、


これが裏。


水に戻すとこんな感じで浮いていた。


毒は弱いらしいが、不用意に素手で触ったところ、ちくりと微妙に痛かった。

この物体もクラゲ。
カツオノカンムリという。


この形。
ヨットのように風を受けて進んで・・・いるんだろうか?
ちなみに毒性は比較的強いらしいので素手で触ってはいけない。

さらにもはやクラゲに見えないが、これは一番危険なクラゲ。
カツオノエボシ。
別名電気クラゲ。


単なるビニールの風船にしか見えないが、打ち上げられてすぐの個体を掴もうものなら大変なことになってしまう。
見つけても絶対に触ってはいけない。

クラゲが大量に打ち上がるとき、打ち上げられる美しい貝がある。
それがこれ、ルリガイ。


とにかく儚げなこの色がいい。
口の部分に泡のようなものが見えるが、これは自分で作り出したもの。
これに掴まって海面を浮遊しているという変わり種。

こんなのもいた。
ブンブクという。


砂地に生息する妙なウニの仲間。
持ち帰って標本に、と思っていたのだがすっかり忘れてきてしまった。
従って詳細な同定もできず。

こんな海藻も打ち上げられていたが・・・
まるでマリモのような物体。
もちろんマリモではない。
正体は・・・


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