地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

三重県南東沖でM5.3 十勝地方南部でM4.4 宮古島近海でM4.0 その他、有感地震6回

2021-01-16 04:19:58 | 日記
 昨日は世界的にも、地震が多い日になりました。グアテマラでM5.9の地震が起きています。
 日本でも有感地震は全部で9回。最近ではかなり多い方だと思います。

 まず、三重県南東沖のM5.3ですが、震源の深さが390キロ。このブログで書いている紀伊半島沖から静岡県の沖合で起きている「震源の深さ300キロ以上の地震」が今回は有感地震になったということです。そして、今回の揺れている箇所を確認すると分かるのですが、こちらは関東一帯から福島・宮城の沿岸部です。ということは、間違いなく太平洋プレートの下部で動いたもの。そして、ここで動きが出てくると、フィリピン海プレートの東部でも揺れやすくなるという話を以前書きましたが、これが八丈島近海のM3.6の地震です。

 また、昨日のブログで書いたところでは、沖縄方面で動きが出ました。宮古島近海でM4.0、奄美大島近海でM3.5です。関東~東北中南部方面では、福島県沖で
M3.8、茨城県北部でM3.1.
 北海道では十勝で2つ。一つは十勝地方南部のM4.4、もう一つは十勝地方中部でM2.4です。
 日本海側では、以前の地震からかなり期間が空きましたが、佐渡付近でM3.5の地震がありました。

 昨日の状況を見る限りでは、地震のラインがややずれて北東~南西の軸に平行な動きをしている部分が多くなっています。
 こういう動きの変化があったときには、やはり接触面での動きが出てきやすくなるので、今回地震があった福島沖から茨城沖にかけてのライン。根室方面から青森県西方にかけてのライン。四国の両端。栃木から京都を通って山陰に抜けるライン上で、揺れやすくなっていると考えていてください。
コメント
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