地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

福島県沖でM4.3 宮城県沖でM4.0 長野県中部でM3.2 福島県会津でM2.8

2021-01-14 04:22:20 | 日記
 宮城県沖のM4.0の地震は、昨日書いた北海道西方沖の地震の影響だと思われます。福島県沖のM4.3は、太平洋プレートの動き。ただ、ここで注目しておきたいのは、震源の深さ30キロということ。10数年前では、この地域で起きる地震は、震源の深さが60キロ前後でしたから、その頃と比べると、非常に地殻が薄くなっていると考えてください。
 福島県会津のM2.8と長野県中部のM3.2の地震は、一つのライン上の地震だと思ってください。ここから大阪方面まで伸びているライン上で、地震が起きやすくなっています。

 これも昨日書きましたが、有感地震はなかったものの、千葉県の南方沖で動きが出てきています。愛知沖・紀伊半島沖で震源の深さ300キロ以上の地震が起きていますから、今後も動きが出てくると思われます。場合によっては有感地震になってくる可能性があります。
 太平洋プレート境界での動きは、宮城沖から福島沖にかけて活発で、そのため、陸地に近い宮城沖や福島沖で、さらに動きが出やすくなっています。
 また、沖縄本島から奄美大島近海で急に動きが出てきました。
 四国周辺では、非常に規模の小さい地震が起き始めています。今後、さらに動きが出てくると思われますから、様子を見ていてください。

 世界的にみると、ギリシャでM5.2の地震が起きた後、しばらくM4クラスの余震が続いています。ひょっとすると、何かの前震なのかも知れません。こちらの方も様子を見ていてほしいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする