朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

読み方は難しい

2015-08-24 04:22:57 | 日記
鹿児島県に薩摩川内市というところがある。
原発の再稼働で今、ニュースに出ることが多い。
普通、川内と書くと「かわうち」と読むが、
この場合は「せんだい」だ。
確かに川と書いて「かわ」と読む場合が多いが,
河川は「かせん」と読む。

同じようなケースでは、
東北大学がある仙台市青葉区川内は「かわうち」だ。
何やら、ややこしいが
日本に漢字が伝わってきた時代とも関係があるようだ。
漢音や呉音という言葉を聞いたことがあると思う。
呉音は体系的な姿ではないが、
仏教用語や法律の用語として伝わり、
「古事記」の万葉仮名には呉音が使われている。

男を呉音では「なん」と読み、女を「にょ」と読む言い方だ。
善男善女(ぜんなんぜんにょ)などの用例に見られる。

一方、漢音では男は「だん」、女は「じょ」と読む
これは、7~8世紀遣隋使、遣唐使、留学僧によって伝えられたもの。

行者は「ぎょうじゃ」と読み呉音、旅行は「りょこう」と読みこれは漢音
そしてもう一つ、行灯(あんどん)という読み方もありこれは,唐音だという。

日本に漢字が伝わった歴史や時代背景は結構複雑だ。
これに、時の権力者の意向や宗教が反映され、さらに難しくなっている。
まあ、現代では呉音、漢音、唐音を意識せず、自然に覚えている。

それでいいのかもしれない。
コメント
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