朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

七夕祭りは本当のお祭りか

2015-08-05 04:33:55 | 日記
 仙台の七夕祭り、青森ねぶた祭り、秋田竿灯とともに、
観光業者や地元商店街にとっては書き入れ時で、とにかく稼ぎに稼ぐ、
一年の大部分をこの時期に稼ぐというそんな祭りだ。
しかし、七夕飾りは今では専門の業者に委託し、それを飾るか、店先を貸すか、
その時々のジュースやかき氷、焼きそば風の屋台売り場と化すところとなり、
七夕祭りとは何か考えさせられる。

本当に古くからの商店街は
自分たちで飾りを作り、それぞれの店先に飾る。
もちろんそれぞれの願いをこめ短冊も飾られ、
素朴というには言葉が足りないが本当の七夕祭りの光景がある。

子どもたちが星に願いを書き、古くからの人々の願いを込めた七夕祭りは
ほんの少し古くからの商店街に残されているに過ぎない。
観光化した仙台の七夕祭は仙台商人のもうけ主義、
人寄せで稼ぐ、悪い面が表れているように見えてならない。
彦星と織姫の悲恋物語などどこかに忘れられ、商売繁盛、金持って来いに
どうもつながっているのではないかと思えてならない。
観光もいい、しかし、きれい、豪華の裏側に見える
業者委託の飾りづくりの七夕まつり、これでいいのかと老婆心ながら危惧する。

ねぶたや花笠、竿灯は自ら参加し、踊り、跳ねる、演技するという
祭りの基本条件を満たしているが
仙台七夕はどうも人が作ったものを飾り、ぞろぞろと見物する。
何か違和感がある。

最近は「よさこい」や「踊る七夕」も出現、動的要素が加わり少し
参加して楽しむ要素も増えはしたが、
暑いさなかの仙台七夕まつり、これが「まつり」なのかと正直思う。
集う祭りの原点を期間前に考えてもいいかもしれない。
コメント
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